HSPと分かったきっかけ
いつも読んでいただきありがとうございます。
今日は、HSP(敏感体質)とわかったときのことについて書いてみます。ほんと、つい最近の話ですが。
きっかけは、「電話カウンセリング」でした。
私はだいたい2~3年に一度、頭がグルグルになり、いっぱいいっぱいになって限界をむかえ、「第三者に話を聞いてもらって頭を整理しないとヤバイ」という状況になるので、そんなときは、すぐ心療内科やカウンセリングに行きます。
昨年の12月にも、数年ぶりにまたそういう状況になったのですが、外に出るのがおっくうだったのと、引っ越したばかりで近所で良さそうなカウンセリングルームを探す気力がなく、
たまたまネットを見ていたら「電話カウンセリング」なるものがあると分かり、それなら出かけなくていいし楽じゃないか、試しに今回はこれで、ということで予約してみました。
そこでいろいろ今の悩み、迷いなどを話していたところ、「あなたはほぼ確実にHSPだと思うから、調べてみて」と言われたのです。
O型なのもあり(笑)、人の話をちゃんと聞いてないきらいがあるので、「はい、はい」と言いながら半ば聞き流してしまっていたのですが、
最後にカウンセラーさんに「ちゃんとメモしましたか?H・S・Pですよ、調べてくださいね」と念を押され、「そこまで言われるなら見てみるか」と思い、電話を切ってからすぐネットで検索してみました。
それまで何度も、どうも私は人と違うようだ(少数派)という思いもあったし、両親も扱いあぐねていたようだし、ADHDとか、アスペルガーとか、うつ病とか、簡易的なものですがテストしてみたことは何回もありました。
でも、数個当てはまる部分はあっても、違う部分の方が多く、結局何も解決はせず、ただモヤモヤしたままで毎回終わっていました。
それが、軽い気持ちで、HSPの傾向があるかを調べる27の設問に答えたところ、全問に当てはまってしまった。しかも迷ったのは1、2問のみで、ほぼすべて即答。。
ちなみに私が最初に使ったのは、提唱者エレイン・アーロン博士監修のこのテストです↓
http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html
あまりにも当てはまりすぎたので、簡単にはモノや人を信じない私でもさすがにぐうの音も出ず、呆然としたと同時に、なんかスッキリしました。
ああ、私はこれなんだろうな、と思えるものに始めて出会ったので。
その後、もう少し詳細に見てみよう、ということでこの↓48設問のテストをしてみると、-52~140のHSP度うち、106というスコアで、非常に強いHSP度だと。
まあ、そうでしょうね。笑
そんなわけで、私はやっと40を前にして、HSPだろうと分かったわけですが、もう少し早く分かっていれば、もう少しうまく自分のことを分かってあげることができただろうなあ、と、自分に申し訳なく思います。
何せ、生まれつきの「体質」ですから、病気と違い、「治る」とかそういう類いのものではありません。
ずっと、「どうしてもっとできないんだ」と自分を責め続けては落ち込んだり、無理をさせては長期休業したりということを繰り返し、自分を痛めつけてきてしまいました。
HSP自体は病気ではありませんが、「敏感体質」ですから、それがきっかけとなって、うつ病やパニック障害になってしまうようなこともあるわけです。私も実際、何回もパニック発作を経験しましたし。
ですから、いかに早く気づいて、それに合わせて自分の生活を調整していくか、出来ること出来ないこと、ここまでは許容できて、これ以上は受け入れられない、ということを早く理解して合わせられるか、が大事になってくるわけです。
うつ病の人が人口あたりどのくらいの割合でいるかは分かりませんが、HSPは10人に2人ほどはいます。決して稀ではありません。
「生きづらさ」や「どうも周りの多数とは違うようだ」という思いを抱えている人の、自分を知る、許容していく過程での選択肢の1つとして、もっと広く知られるといいなあ、と思います。
同じような悩みを抱えている方、または同じようなお子さまや友人を持っている方の、参考になれば幸いです。
また、HSPの場合、何を選ぶにも決めるにも、人より苦労したり時間がかかることが多い傾向にあると思うので、私がこれまで苦労して時間をかけて「選んできたもの」について、「HSPのモノ選び」と題して発信しています。
よろしければぜひ、そちらもご覧いただければと思います。
今後は、もう少し具体的に、自分のHSPの傾向や型についてなど、書いてみたいと思っています。
お読みいただきありがとうございました。