いい空間のセオリー「正反対のモノを同居させる」
東京のマンションの入り口で隣との仕切りの部分に「マニルカラ桟」を設置しました
「あまりスペースもなくて、でも木材を使いたいんですよ」
このようなオーダーでしたので迷わずマニルカラ桟 20×45mmをご提案しました
普通の木材でしたら20×45mm程度のサイズではすぐに腐食してしまうでしょう
しかしマニルカラの強度ならではの役割を果たします
厚さ20mmなので圧迫感はありません
でも20年以上は腐食せずに使えます
この写真を見た時に木材を使う事の意味が分かった気がしました
マンション側はコンクリートを基調とした材質で、正反対の木材を使えばお互いを引き立たせ合う効果が出てきます
またコンクリート側は白・グレー色に対してマニルカラの濃いブラウンなのも正反対な感じでそこもよかったと思います
「正反対のモノを同居させる」
いい空間はこのセオリーに倣っている所が多い気がします