コイル台と鉄工所の緩衝材に必要な要素
こちらは重量物の下に敷く木材で「アピトン」という樹種で製作しました
左側の角を斜めにしているのが「コイル台」です
円形の大きなコイルを運ぶときに動かないようにする為です
右側は鉄工所で使用する鉄骨の下に敷く角材です
どちらも超重量物でなおかつ大きい製品を乗せるので、この緩衝材は安全のためにも非常に重要な役目を果たしています
こういった重量物の緩衝材で重要なのは、当然「耐荷重」です
重いモノに耐えられないものは話になりません
また、なぜ木材が使用されているのかというと価格もありますが自由にサイズが決められることと「すべりにくい」というのも大きな要因になっています
表面加工はせずに製材引き立てのざらざらした状態の方が用途的に安全でいいんです
また、意外と見落としがちなのは「耐水性」です
こういった材料は主に屋外で使用されるため、雨による腐食を受けます
物がモノだけにすぐ腐食してしまっては危険です(落っこちてしまうので)
そこで耐久性・耐水性に優れて、サイズが自由に決められる木材
国内ではそれが「アピトン」だったのです
昔からこの樹種がずっと使われ続けていて、今日もいろんなサイズ・形状の依頼を受けて製作しています
安全にかつ長く使える「緩衝材」としてこれからも使い続けていく製品です