ボルト穴まで 重機運送車の歩み板
こちらは重機運送車の歩み板です
歩み板とは重機が荷台から乗り降りする時にキャタピラとかが通る道になる所です
この用途では当然、強さが無いと話になりません
ここには昔から「アピトン」という超硬質木材が使用されています
重機運送車やトラックに使用される木材は大体「アピトン」製が多いです(荷台の床や荷物の下に敷くりん木など)
これほどの強さを持つアピトンでこういった形状のモノを作るのは大変な作業になります
他の樹種と比べて製材やカットが硬くて大変なんです
今回の一番のハイライトはこれでしょう
「ボルト穴」です
厚さ150mmのアピトンに貫通穴をあけるのはかなり大変でした
穴位置は決まっていますしちょっと大きめの穴にして少々ズレていてもボルトが通るようにしました
見た目的には「ちょっと複雑かな」程度の印象かもしれませんが、重量も100㎏を超えているのでイチイチ手間がかかって大変でした
一車分の2本作って明日お届けします
とりあえず出来てホッとしました