なぜ歩み板に段差が必要なのか
こちらは重機運送車の歩み板です
歩み板とは荷台に乗り降りする際にキャタピラ・車輪が通る道板の事です
こんな感じで安全に通れるようにアピトン板が使用されています(木材だと滑りにくいため)
当然、荷重やかなりの負荷がかかるので「強い木材」が必須条件になります
そこで昔からここにも「アピトン」が使用されています
ただ今回は両端にこのような段差も付けています
これは歩み板を取り付けるアルミブリッジに段差が付いている為、アピトン板の方もこのように段差を付ける必要がある為です
なぜ段差が付いているのかというとキャタピラ・車輪が回る方向に板も動くからです
しっかりとボルト止めはしているのですが重機のキャタピラ・車輪の力は強いので「形状でも動かないようにする」仕組みになっています
「安全に乗り降りが出来る」
このために材質から形状・構造に至るまでいろんなアイデアが施されているんだなと思います
※アピトン製の歩み板について https://apitong.net/