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いろんな医師を振り返ってみた①【アトピー×診療】

アトピーは基本的に皮膚科医の診療がないと、前に進まないことが多いだろう。

わたしは生まれてすぐにアトピーを発症し、早30年の相棒になるため、皮膚科医とは長い付き合いになっている。

生まれてからは引っ越しを3回、住まいは4回変えているので、住む場所変わればかかりつけの皮膚科医も変わってきた。

同じ住まいでも、自分に合う合わないという理由で皮膚科医を変えたりもしたことがあるので、それを踏まえるとかなりの数の医師と関わってきたことになる。

振り返ると、皮膚科医の診療方法もかなり多種多様だ。
そんな中で、『これって診療方法として適切だったのだろうか?』と思う内容を列挙してみた。

これはあくまでもわたしの主観です。
どのような過程を経ても、結果直れば良いというスタンスではあります。

また、ステロイドをクスリと表記します。

処方するクスリを実際に塗る

診察は、大枠は以下の流れで進行する。

①診察室に入る

②医師に症状を説明する

③医師と診療方針を考える

④処方されるクスリ、その説明と塗布の要領

①〜④が終わり、さて帰るかと思ったら、

『クスリを塗りますので上を脱いでください』

と言われることがある。
塗る医院はいつも塗るだろうが、初診で言われるとけっこうビックリする。

『えっ!今ここで塗るの?!』

ここで特に抵抗はしないものの、なんか釈然とせず上を脱ぐことになる。

医師の前だけならまだしも、塗るのは看護師や他サポートの方々。
診察してない人がいきなりきて、掻きむしったり赤くなってる上半身を見られるのはあまり気持ちの良いものではないなと感じていた。

これは人によるかもしれない。塗り方がわからない人向けに実演かもしれないし、実際の効力を体験してもらうことかもしれない。
ただ、他の嫌だった点は、ビニール手袋でクスリを塗られたこと。そんなにひどい肌ではないよ〜と思いつつ、これについても閉口するしかなかった。

医者や看護師から見たら、前述の理由かもしれないし、診療点数を稼ぐ方法かもしれないし、代々受け継がれてきた医院の方針かもしれない。

ただ、一言患者に聞いてみるのはどうだろうか?
『実際に塗ってみましょうか?』とあれば良いとは思う。嫌な人はおそらく嫌だろう。
その際も、『◯◯のため、手袋はつけさせてもらいます』とあればなお良いかもしれない。

患者から見た時、『塗らないで結構です』と言える心構えはあっても良いかもしれない。
幼き頃、同席した母親は言っていたことがあった。理由はかなり多量に塗る医院であったことだろう。

選択肢は常にある。患者が医師と為すべき目的は『アトピーを直すこと』に他ならない。

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