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期待を超えなかったOM-1

前回、前々回とOM-1についての記事を書きました。まだ購入から3週間ほどですが、OM-3の噂もあるなら購入時より高く売れる状態なので“利確”(売却)することにしました。この判断に至った理由について本日はお話しします。

高すぎた期待と現実

度々お話ししていますが、私は水族館を中心に撮影しています。

SONY a7iii × Sigma 105mm f1.4 Art

水族館界隈を牽引するとある方もOM-1を使用していました。(マクロ用)それらの写真を見てOM-1 でもやれると思いましたが、あくまでも“マクロ領域の場合のみ戦える”が現実でした。  
水族館は水による色被りと暗さと戦う必要があります。OM-1でも撮影自体は可能ですが、上の作例のように最強の描写を経験しているので、満足できなかった部分が大きいです。風景などでは許容できるかもしれませんが、水族館ではどうにもならない現実がありました。

a7iii × sigma 40mm f1.4 Art

レンズ

オリンパスのレンズにはProレンズと呼ばれる、上位レンズが存在します。私が使用したのは12-40/2.8Pro、40-150/2.8ProとLumixの25mm f1.4iiです。40-150/2.8はマイクロフォーサーズ ならではの素晴らしいレンズでした。後ボケやフレアの面で気になることはありますが、カバー範囲を考えれば許容できます。一方でやはり標準域のレンズは厳しいものがありました。lumixの25/1.4iiは約5万円です。極論となってしまいますが、フルサイズに5万円のsigmaレンズをつけた方が写ります。
購入当初はサイズ感を優先しましたが、いざ画像を見ると満足できなかった形です。

後ボケに関してはLightroomのぼかし機能で誤魔化すことはできます。

新たなボディについて

これまでX-T3→Z6→a7iii→D500→Zf→OM-1と乗り換えてきました。それぞれ完璧なカメラはありませんでしたが、周辺機器などで当時の不満を減らすことができる、SONYに戻ることを決定しました。購入後にまた記事を書こうと思いますが、PureRAWが役立ちそうで非常に楽しみです。

この短期間での乗り換えは望んだものではありませんが、事前リサーチが甘かったためだと考えています。今後も私の破天荒なカメラライフを記事を通してお楽しみいただければと思います。

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