臨月に妊娠高血圧症候群になり、誘発分娩から帝王切開になった話前編
こんにちは、帝王切開後の傷跡がしばらく痒かったのがいつの間にかなくなってて嬉しい、Apiです。
出産予定日は突然に
妊娠中期までは特に問題もなかったのですが、妊娠糖尿病をチェックするテストにひっかかり、妊娠後期は内分泌内科の診察も必要になり、血糖測定器での血糖測定が必要になっていました。
(担当医の方針では、インシュリン自己注射まではいかず、ただ、血糖測定器などの自費購入などが増えました。。)
臨月になり、毎週の診察になったころ、産婦人科の先生から、妊娠糖尿病のひとは妊娠高血圧症候群になりやすいから、朝晩の血圧測定をするようにと指示があり、血圧を測るようになりました。
37週を過ぎた頃、朝の血圧が何回測っても基準値を切らないため、病院へ連絡し、正産期なので、もう赤ちゃんを出したほうが母子ともに良いとなり、そのまま入院となり、翌日に誘発分娩予定になりました。
妊娠中期から逆子になったり戻ったりしており、帝王切開の可能性があると心電図とかは以前やっていたため、NSTやルートとりだけ実施。赤ちゃんは元気でした。
産む前で妊娠糖尿病のため、分割食でカロリーも控えめな病院食が出されました。
陣痛痛すぎ問題
ここからは当時のメモ書きベースに箇条書きで書きます。
出産当日。
朝6時半からNSTを行い、赤ちゃんは元気であることを確認。
7時過ぎに分割食で少なめの朝食を食べ、これが出産当日最後の飲食に。
8時前後
陣痛促進のため、バルーンを子宮口に入れる。器具ががっつり中に入り痛い、こわごわと器具見たら血がついてて焦る。
9時前後
バルーンを中にいれたまま、点滴で陣痛促進剤を投与。
夫も合流するがウロウロするのみ。たまに肩や腰揉んだり手を握ってもらう。
最初の陣痛はなんか生理痛みたいなのきたぞが、重い生理痛が一分ぐらい続いて急に痛くなるのが続く。子宮口2センチぐらい開いてるといわれてまだまだじゃんと絶望。
緊急帝王切開の可能性があるため、水分摂取も禁じられたのが辛かった。
12時前後
本陣痛くるもとても痛く終わりが見えないのに泣きそうになってたところ、血圧が上がりすぎてて、経膣分娩は、脳出血や母体痙攣で、母体死亡のリスクまたは後遺症が残る可能性があるため厳しいと判断され、緊急帝王切開に。
半端ない痛みが何時間かかるかわからないゴールの見えない経腟分娩じゃなくなったことが嬉しくて、「やった!」とか小声で言ってしまう。
朦朧としながら同意書書く。その場にいる夫じゃだめなんかいと思いつつ。
あわあわしてる夫が邪魔な位置にいて看護師さんに下がって!といわれて心の中で笑う。
看護師さんに剃毛されたり、右でとってたルートが死にかけてたので、左でとりなおされたりする。
ベッドから移動用?のベッドに移動後、別フロアの手術室へ。夫とはお別れ。
手術室はマジでドラマや漫画みたいな感じで、医龍みたい!と感動、看護師や医師の名乗りや読み合わせあり、女性麻酔医が麻酔いれてくれ、麻酔がきいてるかは、冷たいコットンを、肩やおなかにあててわかるか確認してくれる。
思ったより麻酔のための麻酔などは痛くなかった。
終始綺麗な女性看護師さんが手を握っててくれるサービスに心の中でテンションあがる。
平日の日中でスタッフ充実してたのかしら。
肉の焼けるような臭いがして、電気メスなのか?と思いながらお腹を切られる。
なんか触ってるなーという感触ののち、押しますよ!といわれて、上の方からしたのほうにかけて男性医師がわたしのお腹周りを押していく。
そしてなんか出てくる、最初産声なくて大丈夫?!と一瞬思ったけど、ケアしてくれたのかすぐ泣き始める。さすがに感動してちょっとなみだ出る。
だいぶ白っぽい赤ちゃんと初対面し、足か手を少し触らしてくれたあとに、赤ちゃんは赤ちゃんでケアするとのこと。
私のお腹の縫合のが時間がかかるとのことで、30分くらい眠る麻酔を打たれる。一瞬で眠り、前日夜全然眠れなかったため、嬉しい。
起きたらもうすぐ終わりますよという状態。この頃はそんなに痛みなどはなく、病室に戻る。
平日日中に赤ちゃん出てくれた為、土日夜間の追加料金かからず喜ぶ。
15時前後?
夫は赤ちゃんは容器越し?に面会し、ここで別れる。
一晩寝たきりになるため、血栓予防の足のマッサージの機械を両足、帝王切開前にいれた導尿カテーテル、背中の帝王切開時の麻酔、パルスメーター、点滴用のルートで点滴も入り、ほぼうごけない状態。
基本仰向けだが、腰がいたくなってきて、看護師さんに体勢変えるのを手伝ってもらうが全然眠れない。
人生でいちばん痛い、交通事故にあった気分。
当日は絶飲食なので、水が飲めないのがきつい。
夕方から深夜、朝まで30分から2時間以内には看護師さんが点滴かえたり血圧測ったりで全然眠れず、落ち着かないよるを過ごす。
(恐らく妊娠高血圧症候群や急変に備えてくださった模様)
長くなったので、出産翌日以降の話はまた別途。