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私がした不妊治療〜シリンジ法から顕微授精まで〜

こんにちは、菅元総理大臣の決断の恩恵を受けているApiです。(適用外の高度医療などで逆に助成が打ち切られたり年齢制限にひっかかって自費のかたも発生してしまっていますが。。)

私自身は育てやすい子、日本で生きやすい子が生まれてくれるかわからないので、積極的に子どもは欲しいと思っていなかった35歳前後のとき、夫から子どもが欲しいと言われました。
当時は、せめて5年くらい早く言え!と思ったものの、2022年4月から不妊治療が保険適応になったので、結果的?には良かったです。

卵管造影検査から人工授精

保険適応になる前の治療は、卵管造影検査から、人工受精まで。
通いやすい、女医が見てくれる、働いているので平日夜や土曜もやっているところを調べて通いましたが、働いている女性が通いたいクリニックなので皆さん通ってて、平日あさイチ以外は1時間待ちはザラでした。

AMHなどを調べる採血では卵子の数が20代と言われて喜んだものの、妊娠率には影響しないとのこと。
1度目の卵管造影検査後、自宅でタイミングに合わせてシリンジ法を行い、1度、妊娠し、心拍確認まで、いきましたが、9週頃に成長がとまり、初期流産となりました。流産の話は機会があれば別途したいと思います。

2度目の妊娠するも心拍確認とれず

その後、数ヶ月休み、もう一度治療するかと人工受精を試すようになったのが、2021年だったかと思います。
生理周期にあわせてこまめな通院をし、2、3回、人工受精を試しましたが、着床せず。
保険適応の話が出ていた頃だったので、保険適応になってから体外受精を考えることにし、一旦通院をストップ。
自宅で、ルナルナアプリに頼ってタイミングをシリンジ法にて行っていたところ、生理が遅れ、再度クリニックを訪問。着床はしていたものの、心拍は確認とれず、そのまま流れました。

体外受精、ふりかけから顕微授精まで

2022年、保険適応になったのを見計らい、再度クリニックに通うようになりました。
採卵のため、まずは低刺激法をするとのことでしたが、体質にあわなかったようで、思うように卵が育たず、ワンクール結果でず。
次はアンタゴニスト法と言われ、こちらは合っていたのか、1回目で10個近く採卵できました。
ただ、このときの採卵したぶんは、夫の精子の調子がいいと判断され、ふりかけ法で体外受精しましたが、全滅で一個も育たず。
(当時は採卵も痛いし事前準備もたいへんだったので、培養士さんが精子の状態見て顕微かふりかけか判断すると言ってたのに、ふりかけの判断してゼロか!もう一回採卵かよ!と思いました。。)
再度アンタゴニスト法で採卵、今度は顕微授精を行いました。
結果、グレードの良い3つの授精卵ができました。

1度目の凍結胚盤胞移植から着床


採卵の翌月、凍結胚盤胞移植を行うため、事前にホルモン補充のテープを貼ったり膣錠をいれて準備していました。
移植は採卵や卵管造影検査に比べたら痛くもなく、すぐ終わりましたが、その後10週前後までのプロゲデポーの注射が痛かったです。
運良く1度目の移植で着床、心拍も確認とれましたが、流産経験があるため、産むまで安心はできませんでした。
10週をすぎる頃には、クリニックは不妊治療向けのところだった為、出産する総合病院に紹介状を書いていただきました。
卒業おめでとうございます、とジェラピケの可愛いタオルハンカチを院長自らくださったのが印象に残っています。

残り2つ残っている授精卵は、出産後に、第二子ができたらほしいと、自費で凍結保存の更新をかけています。(現在二人目妊活で再度クリニック通い中で保険更新しました。)

妊活費用について

クリニックのレシートを全然保存していなかったので、ざっくりとですが、50〜70万かかりました。
人工授精が保険適応前なので、確か採血など含めて20万行かないぐらい、体外受精と顕微授精が保険適応で30〜40万だったかと思います。
また、私の加入している会社の健康保険がとても優れており、申請せずとも保険適応の高額医療費が何割か返ってきて、合計30万ぐらい返ってきました。
(加入者の私の収入が少ないからです。。。)

私の勤務先の健康保険は自動で高額医療費を察知して還ってきましたが、健康保険によっては申請が必要なこともあるそうなので、保険適応で不妊治療中のかたで勤務されているかたは、加入されている健康保険を調べてみることを強くお勧めします。

クリニックに通う前は、漢方のドアも叩きましたが、1ヶ月2万円とか軽くかかるので、1ヶ月しか続かず。
シリンジ法でタイミングを試していた時期もあるので、シリンジに3万円くらいかけました。

結果30万ぐらいで妊娠、出産できたので、クリニックに通った妊活としては安いほうだと思います。
(妊活クリニックでの支払いが1万円切ると安いと思うようになってました。。)

終わりに

私自身が肥満、夫も私も35歳以上40歳前だったので、妊娠、出産までいけたのは、運良く1個目のクリニックとの相性が良かった、処方された薬があっていた、運が良かった、受精卵の生命力があった、夫と私の授精の相性が悪くなかった、のかな、と思います。
1人目妊活中や流産後は経産婦が羨ましく感じたり、LINEが子どものアイコンだったりするのにモヤモヤしていたのて、産後もLINEのアイコンは子どもにはしないようにしていますし、例え話し相手のかたの子どもの有無が気になっても聞かないようにしています。子どもの写真がよく来る年賀状は年賀状しまいをしてしまいました。

不妊治療は必ず赤ちゃんという結果が出るとは限らず、どのタイミングで終わりも自分たちで決めなければならないものですが、のぞんだカップルのもとにできる限りきてくれて、悲しんだり疲れたりするかたが、少しでも減ったらいいなと思います。













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