屋外エキノ 10/5メンテ
2023年末頃からエキノドルスを
集めてみようと思い立ち、
色々なところから気になる種類を
集めていました。
今年の5月頃から本格的に水上育成を
行うために専用の場所を確保して、
現在まで約40種類のエキノを
水上育成しています。
エキノに限らず、
毎週メンテナンスをしながら栽培場の水草の
写真を撮ってXにアップしているのですが、
SNSの性質上振り返って見るのも大変だったり
するのでノートでまとめていくことにしました。
今回はまずはエキノから。
スリランカ便は2015年11月の終わり頃から
しばらく国内入荷が途絶えていました。
記憶では2015年の入荷ではエキノはそこまで
入らず、有茎、ホシクサ類が多かった印象です。
2022年の春頃から国内入荷が再開し、
エキノドルスがいくつか国内に
もたらされています。
ハービッヒマーブルは2023年10月に
スリランカ便で国内入荷したエキノです。
当初は葉模様に白〜黄色の斑が入った株
でしたが、室内の水上育成では葉模様と
斑は消失し無地葉続きに。今年から
屋外育成に切り替えて育成すると、
入手時のような葉模様と斑の表現に
なりました。
エキノの斑入り種であるマーブルクイーンと
比較すると斑の入り具合は控えめですが、
褐色模様と斑が混じるような独特の表現。
斑が多く入ると葉形が崩れて奇形葉になる
現象がよくみられます、それも本種の特徴
なのかなと思います。
ラタイファーム由来。
8月は暑すぎたのか奇形葉が連続していました、
最近は葉形は戻りつつあります。
新芽の赤色が特に強くて綺麗です。
こっちもラタイ由来、国内増殖株です。
全然シュートが出ないかわりに葉の持ちが
とても長く、葉数が他のエキノとは段違いに
多い。株の中心を観察するのが日課に
なっています。
ホレマニーのように、株の中心が動いている
ような気がします。そういう育ち方なのかも
しれません。
小型種とされているようです。水上の動きを
みていると他のに比べて大きくならずに
シュートをつけているので、多分そうだと
思います。新芽が鮮やかな赤色、次第に
褐色、最終的にオリーブ色の葉になります。
ただ、先祖返りなのか変異なのか
葉の一部に滲んだような真緑の模様が
つくこともあります。これからも要観察です。
カッセルマンの図鑑でも
ブラックアマゾンソードと
言及されていますね。
特に美味しいのか、バッタやカタツムリが
よく付いていてムシャムシャ食べられています。
花は小指〜薬指の爪くらい大きさ、
よく結実しています。
キューピーアマゾンもそうですが、
シュートが分岐した先が他種より長いのも
面白いです。
続きます。