【アセットコルサ】NEO SERIES 2024 Rd.Final チームチャンピオン獲得!
どうも、岡田です!
今回は12月21日に東京・お台場で開催されたeモータースポーツイベント『NEO SERIES 2024 Rd.Final』の参戦レポートです。
年間参戦したNEO SERIESの最終戦となる今大会。
チームチャンピオンが決まる1戦でしたが、僕が所属するチームOVERDRIVEが、NEO SERIES 2024チャンピオンを獲得する結果となりました!
■10チームの頂点を決める最終戦
NEO SERIES 2024の個人戦は、先月参戦したRd.8にて決着し、僕はシリーズ2位という結果でした。
一方、全10チームが参戦するNEO SERIESのチーム戦は、12月21日に開催されたオフラインの最終戦で決着します。
Rd.1~4でトップだった『Ξ V Ξ R』
Rd.5~8でトップだった『PEAKY PHANTOM』
そして、ワイルドカードとしてRd.1~4で2位、Rd.5~8で3位だった我らが『OVERDRIVE』の3チームが、NEO SERIES Rd.Finalに出場となります。
Rd.Finalには各チーム代表ドライバーが3名、計9名が出場。
最初に1人ずつ、スーパーラップ形式のタイムアタック予選が実施され、結果によりチームポイントの獲得と、チーム内での「先鋒・中堅・大将」が決定します。
以降3台ずつ「先鋒・中堅・大将」のレースが開催され、合計ポイントが最も高かったチームが、2024年シーズンのチャンピオンチームとなります。
参戦ドライバーはご覧の9名。
個人戦シリーズチャンピオンを獲得した、PEAKY PHANTOMのドリテン選手は同日富士スピードウェイで行われていたFCR-86/BRZレース出場のため、こちらには不参加となっていました。
チームOVERDRIVEからは、僕とチーム代表のmamo選手に加え、ZENKAIRACINGでe-F4などご一緒させてもらっているViola選手を急遽大阪から招集!!
半分、チームZENKAIRACING状態で個人戦では逃したチャンピオンの座を狙います。
会場は開幕戦・Rd.5と同じお台場の『docomo R&D OPEN LAB ODAIBA』。
シミュレーターもこれまでと同じく、TRAK RACER筐体にSIMAGICデバイスが搭載されたものが3台用意されていました。
3台のシミュレーターそれぞれ、ペダルの仕様が違いましたが、Rd.5の時に使っていた「SIMAGIC P1000吊り下げ式ペダル」が付いてるものをチームと相談し選択。
‟予習通りのフィーリング”を練習走行で確認し、自信をもって臨みます。
■改修されたコースとSF-141B
(Violaさん動画お借りします)
NEOのオフライン大会では、大会オリジナルEVカーとオリジナルコースで競うのが恒例となっていますが、今回はそのコースが大改修されました。
中盤の区間ではバンク部分が使えなくなり、後半区間もループ橋だったのが首都高のジャンクションのようなデザインのテクニカルなレイアウトになりました。
また、Rd.5では最高速タイプのSF-141Cを選択していましたが、今回は標準タイプのSF-141Bを選択しました。
実はコース改修が告知される前にマシン選択することになっていたため、最高速タイプが有利なループ橋が丸々無くなってしまってるとは知る由もありませんでしたが、結果的に良かったのかも…(笑)
■予選スーパーラップでチーム1-2タイムをマーク!
最初に行われるのが、チーム内の役割と予選ポイントが決まる「予選スーパーラップ」
その名の通り、1台1周のみのタイムアタックとなります。
往年のスーパーGTのようにアタックドライバーが希望した音楽が場内で流される演出もなされ、ちゃんと緊張するシチュエーションで走ることになります。
この予選スーパーラップで、トップタイムをマーク!
しかもチームメイトのViola選手も2位に続き、1-2を飾りました!
実はオンラインでのフリープラクティスでぶっちぎりのタイムを出していたViola選手。
どう走っても15秒台は見えてなく、現地での練習走行でもViolaさんの方が速かったですが、スーパーラップでは約4/100秒差で上回ることができて嬉しかったです。
予選SLの結果から、まずはポイントランキングでOVERDRIVEがリードすることができました。
決勝の3レースでこの差を活かし、チャンピオンを目指します。
■最高のお膳立てをしてくれたチームメイト
先鋒戦に出走するのはmamo選手。
シラフで挑んだ予選スーパーラップでは苦戦していましたが、少しお酒を入れた先鋒戦では、何と一時個人戦ランキング3位のピーポー高橋選手を抑えてトップを走る活躍を見せてくれました。
惜しくも2周目の首都高ジャンクション区間でクラッシュし、場外に落ちてしまったことで3位フィニッシュとなりましたが、惜しい走りに力が入りました。
中堅戦出走はViola選手。
スーパーラップもDRSボタンの押し忘れがあり、無ければ18秒台は出せたという話を聞いて、正直勝てると全く心配せずに観てました。
加速重視のSF-141Aを使う、PEAKY PHANTOMの変態パンダ選手がスタートの蹴り出しからトップに立ちますが、2周目2コーナーでViola選手がインを刺しトップに立つと、ファステストラップも記録して逃げ切り優勝!
完璧なレース運びでフルポイントを持ち帰ってくれました。
大将戦を残し、5pts差を付けてトップの状態で繋いでくれたチームメイトの2人!
僕が下手なことをしなければチャンピオンを獲ることができる状態で繋いでもらいましたが、しっかり勝って完全勝利をしたいと思ってました。
■ペナルティ覚悟のフルプッシュ
5周で行われる大将戦。
スタートはやはり、加速重視のSF-141A・たいせい菌選手が先頭に立ちます。
直後の3コーナーではsanasan選手が僕のイン側から触れた反動で内側の壁にクラッシュしタイムロス。
2番手でレースを進めて、ペース的にはまずは焦る必要はないと思ってましたが…
とにかく抜けないんです。
俊敏に動くし、軽量な分ほんの少しの接触で大クラッシュに繋がることは、過去のレースから見ても分かってました。
なので、どうやって抜けばいいのかな…と考えていた矢先のことでした。
全く仕掛けたつもりが無かったのですが、2周目の首都高ジャンクション区間のヘアピンでたいせい菌選手とラインが交錯し、2台共にスピン!
まさかの事態に、そりゃあもう大慌てですよ。
運よく復帰には手間取らず、たいせい菌選手より8秒ほど早く復帰してトップを走ることになりましたが…
「これ多分、ペナルティ取られちゃうな」って思ってました。
で、事前にポイントランキングの計算もしていて、仮に2位フィニッシュになってもFLポイントを取っていれば単独でトップ、OVERDRIVEとしてはチャンピオンになれることは分かってました。
逆に、FLポイントをPEAKY PHANTOMのたいせい菌選手に取られた上で優勝されてしまった場合、22ポイントで並び、大将戦でのリザルトからチャンピオンがPEAKY PHANTOMになってしまいます。
更に、ペナルティが重く、3位フィニッシュになった場合はFLポイント取ったとしてもPEAKY PHANTOMがチャンピオンになっちゃいます。
だったらもう、ペナルティ受けてもトップなくらいぶっちぎるしかないじゃん!
事が起こった後の3周、本気で攻めまくりました。
その結果4周目に予選より速い2分18秒380をマークしてファステストラップ獲得!
2位とは最終的に約18秒引き離しましたが、覚悟していた通り、たいせい菌選手との接触はペナルティが取られました。
しかしながら、sanasan選手が最終ラップに横転しタイムロスがあった事もあって、正式リザルトは大将戦2位になりました。
その結果、2位PEAKY PHANTOMとは僅か2ポイント差で逃げ切り、OVERDRIVEがチャンピオンを決めることとなりました!
年間通しては、あまりチーム戦の自覚が無かった?NEO SERIESでしたが、最終戦はまさにチーム戦でしたねw
今年は2位続きだったeモータースポーツの戦績で、チームメイトの力を借りて最後の1戦でチャンピオンと付く物を獲得できて良かったです。
mamo選手、Viola選手、ありがとうございました!!
また、個人戦シリーズの表彰もあり、ドライバーズランク2位賞典として300USDTを獲得いたしました。
これで、今までに900USDTを獲得。
チームチャンピオンで10万円分?のMCHCも獲得し、この2つを現金化できれば20万円以上?の賞金を獲得できたことになると思うんですが…
換金の仕方が分からず、賞金が眠っております(笑)
どうしましょどうしましょ
ともかく、本当にチームチャンピオン獲得できてよかった!
来年もNEO SERIES、出たいですね!
運営の皆様も1年間、ありがとうございました。
今回は以上!
岡田