【GTSport国体対談】曽我選手ってどんな人?【音声note】
【以下字幕】
■オープニング
岡田:はい、どうも、岡田です。
今回はですねnoteでは初の試みで、音声入りの動画を再生してもらいながら、文字起こしした記事を読んでもらう形でいきたいと思います。
今回対談する相手はGTSport全国都道府県対抗eスポーツ選手権2021三重で、見事少年の部の京都府代表に選抜された曽我 爽太選手です。
よろしくお願いします!
曽我:よろしくお願いしまーす
岡田:元気ですねやっぱり少年の部は(笑)
曽我:ありがとうございます(笑)
■曽我選手について
岡田:曽我くんって少年の部京都府代表になってますけど、実は京都府代表になるの初めてじゃなくて、過去2大会どっちも少年の部京都府代表は曽我くんがやっていると・・・
曽我:はい、そういうことです。
岡田:3大会目も少年の部ってことなんやけども、曽我君って今何歳なの?
曽我:今17歳で高校2年生です。
岡田:じゃあ一番最初の国体の時は15…?
曽我:14…?ですね
岡田:誕生日がこの辺というか…
曽我:4月ですね。
岡田:じゃ同い年では一番早くに誕生日が来る感じやね(笑)
まあ15歳には国体の選手になってるってことやんか?
いつからこのGTSportってやってるの?
曽我:実はGTSportを持っていたのは結構昔で、発売された時から持ってました。
ただちょっとほかのゲームに行っちゃってて…みたいな感じですね。
岡田:だからGTSportは13歳・中一からやってるんやね。凄いね(笑)
GTSportを買ったきっかけは何かあったの?
元々車好き?
曽我:そうなんですよ。
もともと小さいころから車好きで、実はお父さんも車好きで、小さいころに家にもうグランツーリスモ3とかあったんですよ。
そこからグランツーリスモずーっとやってて、もう新しいの出たらすぐ買うみたいな感じなんですよ。
岡田:えーっと…曽我君って何歳生まれなんだ…?
曽我:2004年生まれです。
岡田:ってことはさ、グランツーリスモ3の方が生まれたの先よね(笑)
曽我:…そうですね(笑)
岡田:あれ2001年とかやしね。2004年って多分グランツーリスモ4なんよ。
曽我:あぁーなるほど。
岡田:だからグランツーリスモ3の方が年上なんやね!
俺実は26歳で1995年生まれだから、グランツーリスモって初代からやってるんだけど、3作目の時点でまだ産まれてないって凄い歳の差を感じちゃうんだけどね(笑)
曽我:(笑)
岡田:だからグランツーリスモは家にあった3が一番最初?
曽我:そうですね。3が最初です。
岡田:その時からハンドルでやってるの?
曽我:ハンコンを始めたのは小学5年生か4年生のころで、グランツーリスモ5の時です。
岡田:グランツーリスモ5は出てすぐ買ったのかな?
曽我:すぐ買ったか覚えてないですけど、10歳の時ですね。
岡田:そこから本格的にオンラインのレースにって感じで
曽我:そうですね。
岡田:ということはeスポーツとしては5年目で国体に出てるって感じかな?
曽我:はい、そうですね。
岡田:ちなみにグランツーリスモ以外でレースゲームってやってるの?
曽我:基本グランツーリスモで、GTSport出るまでの間にF1のゲームをやってて、あれの2017年版の鈴鹿のタイムアタックをずーっとやってました。
岡田:それはオンラインで競ってるの?
曽我:そうです。もう延々と鈴鹿のタイムアタックで世界ランキングがバーっと出てきてる感じなんですよ。
それの1位を目指して、結局トップ10ぐらいには入れました。
GTSportで国体出るぞってなるまでずっとそれしてましたね。
岡田:ってことはF1のゲームもそれなりに歴が長いってことやね。
曽我:そうですね。
岡田:最近PCのゲームでiRacingとかアセットコルサとか始める人結構いると思うけど、そういうのはまだやってない?
曽我:ですね。PCを持ってなくて・・・
岡田:PCだけでも結構値段するもんね。
曽我:1回友達の家でアセットコルサだけやらせてもらったことはあります。
岡田:どうだった?
曽我:難しかったっすね(笑)
乗れるのは乗れるんですけど、乗りこなすのは難しかったです。
岡田:レースゲーム以外のゲームって何かやってるの?
曽我:遊びで流行のAPEXとか、FPSのレインボーシックスシージとか、そういう系やってます。
岡田:割とeスポーツでもメジャーな方の奴やってるんだね。
そっちはどうなのeスポーツとして
曽我:やる分には面白いですけど、グランツーリスモみたいに国体みたいなレベルになるのは絶対無理だと思ってます。
岡田:そうなんだ(笑)
話がグランツーリスモに戻るけど、国体以外のeスポーツって挑戦したことある?
曽我:GTSportの「東京eスポーツフェスタ」とか参加しました。
岡田:成績はどうだったの?
曽我:予選で7位くらいの中途半端な結果でしたね。
岡田:あれも少年と一般に分かれてたっけ?
曽我:いや、あれは分かれてなかったですね。
岡田:それで一桁順位は入れてるって凄くない?
あれも国体級に参加者濃かったと思うし、一般と別れてなかったら有名な人達とも走ってってことだもんね。
曽我:そうですね。走りました。
岡田:凄いじゃん(笑)。やっぱり速いんやね。
あとJeGTのやつも出てたよね?
曽我:チャレンジクラスみたいなやつですよね?
あれ、予選の時にショートカットかましてしまって最後尾スタートになってしまって、そこから一応4位まで追い上げたんですけど…微妙でしたね(笑)
岡田:JeGTって個人戦とチーム戦のやつでは賞金がついてて、宮園くんとかは優勝して100万円貰ってるわけやけど、そういうのって興味あったりする?
曽我:凄い興味あります。
岡田:お金が絡むと嫌だなって人も中にはいて、曽我君はどっちのタイプかなと思って聞いたんだけど…
曽我:なるほど。もう貰えるものは貰っときたいタイプです(笑)
岡田:(笑)
今そういう賞金掛かった大会が出てきて、何人か有名な選手がいたりするけど、他の人がプレイしてる映像とかは見たりする?
曽我:あんまり見ないですけど、たまに見ます。
岡田:eスポーツって始めるの簡単だから、見るよりやるって感じかな?
曽我:自分の走りに生かせそうなやつは見たりしますね。
岡田:好きな選手とかいたりする?
曽我:やっぱり日本の宮園選手は応援してます。
岡田:この先オリンピックの放送とかもあるみたいだから、それも応援してあげるといいかなと思います。
■カート・実車について
岡田:公式から出てるプロフィール見ると、カートやってるってことが書いてあるんだけど、リアルのカートもやってるってこと?
曽我:そうですね。
岡田:どんな大会出てるの?
曽我:地元のサーキットのSSクラスの…忘れちゃった(笑)
岡田:忘れちゃった!?(笑)
地元ってことは生駒とか宝塚で走ってるの?
曽我:2か月に1回やってるやつ・・・名前忘れちゃった(笑)
岡田:レンタルカートより全然速いやつだよね。割とガチ目の。
曽我:そうですね。KTクラスってやつの
岡田:ゲーマーって結構カートしてる人いるよね。
カートはいつからやってるの?
曽我:カートは中学校2年生の初め位ですね。
グランツーリスモの方が先なんですよ。
岡田:もともとお父さんが車好きで、家にゲームがあって、曽我君も車好きになって・・・カートは曽我君からやりたいって言ったの?
曽我:そうですね。グランツーリスモやってて、じゃ実車やりたいなってなって、成り行きで(笑)
岡田:成り行き!?(笑)
曽我:最初レンタルカートで乗って、レンタルカートでやるレースから始めたんですよ。
岡田:カートは今もやってるの?
曽我:やってます!
岡田:じゃあ今もカートとレースゲームを行き来してるんだと思うけど、曽我君から見て双方に経験が生きるみたいな事ってある?
曽我:目線とか、車の動きとかはグランツーリスモでイメージできますね。
岡田:カートってコースはグランツーリスモにないし、車もグランツーリスモのはミッションがあったりして、カートの練習って感じではないと思うんだけど
曽我:そうですね。グランツーリスモのカートと乗ってるカートはだいぶ違いますね。
岡田:だからカートをグランツーリスモで練習してるわけじゃなくて、それぞれでレースしてる中で部分的に生きるってことだね。
曽我:バトルの時の駆け引きとかは実車に生かされてると思います。
岡田:将来レースはしていきたいと思ってる?
曽我:思ってますね。
岡田:カートってことはフォーミュラー系目指してる感じ?
曽我:やるからにはフォーミュラーに乗りたいですね。
岡田:鈴鹿のSRS-Fとか目指したいなって思ったことはある?
曽我:1回中2の終わりくらいに、SRSのカートの方に面接受けに行ったことがあるんですよ。落ちちゃったんですけど。
岡田:受かってたらエリートコースだったって感じだよね。
でもeスポーツって今興味持たれると思うし、それこそ曽我君だと15歳から3年連続で国体出て実車行きますっていうと注目されやすいと思うから、曽我君には頑張って実車行ってほしいなって感じ今したんだけどね。
じゃレースじゃなくて普通に車は好き?
曽我:好きです。
岡田:なんか好きな車ってあったりする?
曽我:理想言うならアストンマーチンとかが好きなんですよ。
岡田:国産じゃなくて外車アリってタイプ?
曽我:そうです。車全般好きなんですよ。
現実的な車だとスバルのBRZが好きです。
岡田:そこ86じゃなくてBRZなんだ
曽我:そうなんですよ。僕86じゃなくBRZ派なんですよ(笑)
岡田:スバルが好きってわけでは別になく?
曽我:見た目の好みですね(笑)
なんかフロントの笑ってる感じとか
岡田:BRZはこれから値段が下がっていく傾向…いや、ガソリン車無くなるとか言ってるからな・・・
買うなら早い方がいいかもしれない(笑)
曽我:ですよね。
欲を言うなら180SXとかも欲しいなって思ったりするんですけど…
岡田:180SXは…高いよ~今(笑)
結構アニメとか見る?頭文字Dとか
…曽我君の年齢で頭文字Dって見るのかな?
曽我:僕は見てないというか、ちょっとだけ齧ったことはあります。
2巻くらい。
岡田:2巻(笑)
俺の年代で車好きって頭文字D読んでないやつってあまりいないんだけど、それが一回り違うと知らないって人も結構いるんだろうね~
曽我:多分僕の友達に頭文字Dとか湾岸とか話しても全然通じないと思います(笑)
岡田:今あまり漫画から車好きになるってことは少ないのかな。
好きになる車もAE86とか昔のZよりは、今のBRZみたいな。
曽我:そうですね。
岡田:こういう若い人の話が面白いと思っちゃってる時点で、俺おじさんやなと思っちゃうんだけど(笑)
曽我:(笑)
■国体について
岡田:国体の1年目って確か2人代表になってたじゃん。
もう一人の名前が・・・
曽我:香西 琉衣君ですね。
岡田:その時って確か琉衣君の方が上じゃなかったかな…
曽我:僕それ凄い言い訳したいんですよ。
その時一人でずっと練習してて、何の車が速いとか知らなくて、速い人の車をパクって練習してたんですよ。
それで京都府予選の時、BoPが変わってたんですけど、ウラカンの方が速いっていうのを知らなくてR8で出ちゃったんですよ。
それがあるかなっていう言い訳なんですけど(笑)
岡田:タイムアタックは曽我君の方が上?
曽我:上でした。
岡田:俺最終結果しか知らなかったから琉衣君の方が上手だと思ってて。
今言い訳聞けて面白かったんだけど(笑)
曽我:それが悔しくて、めっちゃ練習したんですよ。
岡田:2019の決勝もちょっと納得いく結果じゃなかったみたいな・・・
曽我:それも言い訳させてもらっていいですか?(笑)
その時今一般の部で活躍されている龍 翔太朗選手が同じ予選グループで、2位だったんですよ。
(当時予選レースはトップのみ通過。龍選手は少年の部決勝2位の実力者)
他のグループだったらもしかしたら決勝レース行けてたんじゃないかなーと(笑)
岡田:確かに龍選手は今年も一般の部で福岡代表になる位の選手だし、ぶっちゃけ速い人と当たるとマズいなって思うことはよくあるよね(笑)
そんなこともあって2019は満足いく結果が出てなかったと思うんだけど、去年2020大会は決勝レースで4位だったかな。
曽我:そうですね。
岡田:俺見たとき、すげえじゃんって思ったんだよね。
2019でそういうことあったって知らなかったから、1年でめちゃめちゃ伸びた風に見えて。
4位って曽我君的にはよくやったと思った?それとも表彰台行けなくて悔しいっていう思いが強いか…
曽我:やっぱりちょっと悔しいって思いが強いですね。
岡田:行けるとは思ってたの?
曽我:正直表彰台は行けるんちゃうかなって思ってました。
岡田:1位目指してる感じだったんだね。
曽我:そうですね。やる分にはもう1位でっていう感じでした。
岡田:何人か一般の部になってる選手もいるけど、今年の少年の部でこの人強敵だなとか、この人には勝ちたいなっていうライバルはいたりしますか?
曽我:いますね。
有名な選手だとCR-V選手(鈴木 誠也選手)とか、tokari選手とかですかね。
岡田:あ~tokari選手ね。
俺もTGR GT Cupで丁度競ってる所で・・・
お互い京都府の選手としてtokari選手に勝てるように頑張ろう(笑)
CR-V選手は・・・
曽我:東北の方の方ですね。
岡田:そうだそうだ福島の代表さんだ。
少年の部で一番速かった人だね。
本戦の前に8月に代表選抜レースがあって、3つの組でレースするルールだったと思うけど、曽我君はどの組になりそうなの?
曽我:Bのパガーニゾンダとドラゴントレイルのレースなんですよね~…
岡田:一番見る側は面白そうなやつだ(笑)
曽我:レギュレーション見たときびっくりしましたね。
Gr.4・Gr.3のレースだと思ったら、えっパガーニ!?みたいな
岡田:曽我君としてはあまり波乱にならないレースの方がチャンスがあるなと思ってると思うから、それでいうと一番相性悪いよね(笑)
曽我:ですね…
岡田:パガーニっていう車自体はどう?
曽我:割と化け物ではないですね。
縁石に乗ると跳ねるので、扱いは難しいですが。
岡田:曽我君は速い車の方が得意?
曽我:そうなんですよ。
フォーミュラーとか、ハイダウンフォースな車の方が得意なんですよ。
岡田:なんか少年の部の人ってそういう人多いよね。
若い人ってそういう人多くて、オッサンは動体視力とかダメになってくるんだろうね(笑)
だから今回はパガーニがっていうより、コースが曲者って感じよね。
曽我:そうですね。
岡田:じゃあ今回のこの三重国体の、目標とか聞かせてもらえれば
曽我:もちろん、1位です。
岡田:前回4位だったからね。射程圏内ではあるよね!
■まとめ
じゃあ優勝目指して曽我君は頑張るってことなんだけど、これだけ速い曽我君があまり目立ってるようには見えなくて、それこそ2019年の話とか知らなかった訳よ。
そういうのって発信する術がないってこともあると思うから、話聞いてみたいなってことで曽我君を今回呼んでみたんだけど…
個人的に今年曽我君勝つと思ってる訳よ。
曽我:おぉ~なるほど!
岡田:言うて曽我君とレース多分1回もしてないけど、勢いがあると思うんで。
で、17ってことは来年も少年の部だから、できれば今年のうちに勝って少年の部2連覇とかして一般の部行った方がプレッシャーもかけられるし。
曽我:あ~なるほど
岡田:まあ一番プレッシャーかかるのは俺なんだけどね(笑)
今年はまあお互いのクラスで京都府代表として頑張ろうってことで呼ばせてもらいましたけど、これを聞いてる皆さんも面白い話聞けたと思います。
他の少年の部の選手もこういう感じで話聞きたいなって自分の中で思っていて、noteのいいねが多かったら続けたいし、もし少年の部の選手で「俺も喋りたい」って人がいたら連絡してもらえたらと思っています。
という訳で、これで曽我君との対談を終わっていきたいと思います。
曽我君ありがとうございました!
曽我:ありがとうございました!
■曽我選手プロフィール
※GTSport国体2020選手紹介より
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岡田