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ASA STATAS(アルゴランドチェーンポートフォリオ管理支援サービス)の使い方
ブロックチェーン上のサービスを使い始めてくるとウォレットを複数に分けたり、Defiを使うためにDapp(ブロックチェーン上のサービス)に資産を預けていたりと自分の資産がバラバラになって、今自分がどれだけの資産を持っているのか把握するのって結構時間がかかったりします。
ちょろっとだけ使うよ!という人であればウォレットの機能だけで十分ですが、ウォレットの情報だけだと分からない!そんな人向けなのがこのポートフォリオ管理系のサービスになります。
特に利用料かかるわけでもなければ、サイトに接続したりするわけではないので気軽に使えるのが良いところです。
アドレスの確認の仕方
サービスを使ううえでパブリックアドレス(ALGOを受け取ったりする時に使うアドレス)が必要になりますので、それのコピー方法をおさらいしておきます。
スマホで使うよ、という人向けに書いているつもりなのでモバイルウォレットであるPera Walletの画面で説明します。
右下のボタンを選択
受け取るボタンを選択
QRコードとともにアドレスが表示されますので、アドレスをコピーを押すとペースト(貼り付け)できる状態になります。
ポートフォリオの使い方(小技付き)
サイトにアクセス
空欄になっているところにさきほどコピーしたアドレスを貼りつけて「WHEN MOON」のボタンを押すだけです。
ちなみに空欄の左側のVみたいなマークを押すと複数のアドレスを入力する画面になります。
「アドレス,アドレス」のようにアドレスとアドレスの間に「,」半角のカンマを入力して区切って記入します。
所持している資産の一覧が表示されます。(画像はおふざけ通貨を保管するウォレットなので購入の参考にしないように。)
下の方にスクロールしていけばNFTも対応しているものは画像つきで表示してくれるので非常に見やすい。なお、対応していないものは一番下に「Not evaluated」という欄にまとめて表示されます。
ウォレットに入ってるものだけでなく、LPトークンとして提供しているものや、Algofiでレンディングしているもの、Algodexで売り板を作ってるものなども追跡して表示(どこにいくらあるかまで)してくれるので把握するのがめちゃくちゃ楽になります。
小技ですけども、URLは毎回固定ですので結果のページをブックマークしておけば毎回アドレスを入力することなく表示させることが可能です。自分のアドレスが頻繁に変わる、ということはまずないのでやっておくと良い便利技です。
また、かなり上級者的な使い方ですが、Algo Explorerに資産IDを入力するとどのアドレスが何枚所有しているかの情報を得ることができます。
そのアドレスをコピーしてこのASA STATASに張り付けるとそのアドレスの資産情報を読むことができますので、大口のウォレット分を調べて所持資産の状況を確認してAlgo Explorerでそのアドレスの取引履歴を見たりするとだいたいこのアドレスの所有者はどういう状態・価格になったら売りそうか、なんてことを読むことができます。
(大変なので普段はやりませんが、高額を保有する時なんかは売りのタイミングを考えるためやることもあります。)
最後に
このサイトの使い方自体は簡単ですが、ブロックチェーンは奥が深いのでデータ一つとっても色々な活用の仕方を考えることができます。
チャートが全て、というわけではない感じですね。この辺りは株などの他の投資とは違うところです。(こういうのをオンチェーンデータ分析なんて言ったりします。)
少しポートフォリオ活用から外れましたが、自分を管理するというのも大切なことではありますので、こういうツールを使ってたまには資産を整理して考える時間をとってみるのもありですよ!