ハンガリー🇭🇺day2
Esztergomとドナウベント
寝過ごした!起きるとまさかの9時過ぎだった。今年のハンガリーは例年になく暑いらしい。最低25度最高34度と、湿度は無いものの日本と変わらない暑さだ。宿にはエアコンが無く夜何度も起きていたせいか…
急いで支度をしてBudapest-Nyugati駅へ。途中現金を持っておこうと、20€を7,660HUFに両替。レートは1€=388HUFだったのに謎に手数料100HUF引かれていた。急いでいるしまあいいや。
エステルゴムやドナウベント方面へ向かう電車はここから出ます。
両替はここでやりました。Googleの評価もこの通りの換金所の中で1番レートも良かったです。ルーマニアは手数料取られませんでしたが、ハンガリーは取るのが一般的なのかもしれません。外に出ている看板をよく読んだ方が良いです。
ハンガリー国鉄公式サイトはオンラインチケット対応しているが、購入我慢まで進むといっこうにページが表示されなくなる。(ハンガリーvodafone、列車内wifi問わず)ので仕方なく公式アプリを入れてチケット購入。(1,064Ft)
オンラインで購入すると5%オフです。UI見やすくて便利です。
1時間程度で到着した。駅からは歩くと30分ほどかかるのですぐ目の前のバスターミナルからバスに乗る。
エステルゴム駅です。電車を降りて人の流れに乗って歩くとバスターミナルはもう目の前。コンパクトでわかりやすい駅でした。
バスはC系統というものに乗りました。車体の電光表示にBasilicaと書いてあったので、それを目印にされると良いです。(僕はバジリカ?と聞きながら乗りました😂 運転手に200Ft支払い)
色々と参考にしているとバス代は250Ftらしいのですが、運転手によっては何故か安かったりするみたいです。
誰か降りる人いるだろと思って座ってたら、居らず停車がボタンが押されていなかったため目的の停留所ど降りれず😇ちゃんと自分で押すべきだったと反省。
ようやく大聖堂を目の前にしてパシャリ📸
どんどん雲行きが怪しくなり、ついには土砂降りへ!この旅行初めての本格的な雨、屋内まで進めず木陰で雨宿り。
チケットを購入して(家計簿忘れ、値段失念)中へ。
大聖堂の起源はハンガリー建国の祖イシュトヴァーン一世が1,000年頃に建てた教会、オスマン帝国による破壊などを経て、今ある建物は19世紀に出来たものらしい。
ハンガリーのカトリックの中心地という事もあり、ヨーロッパ各地からの観光客が沢山訪れていた。
大聖堂によくあるクーポラ(バチカンのサン・ピエトロ大聖堂が有名)へ登る。ここからはドナウベントや対岸のスロバキアがよく見える。
エステルゴムのこの地にハンガリーカトリックの総本山を建てるのも、うなずけるものだった。
こちらの記事を参考にして、観光させていただきました。
スロバキア🇸🇰へ徒歩入国
大聖堂を後にして、丘をぐるりと散策。
歩いていると段々と晴れ間が見えてきた。気分もあがり、ドナウ川を越えてスロバキアへ向かう足も早まる。
丘を降りて目指したのがこのマーリア・ヴァレーリア橋です。第二次大戦中にドイツ軍によって落とされてしまいましたが、2001年に再建され現在に至ります。
この何ヶ月で陸路国境越えは何回も経験してきた。しかし四方を海に囲まれた日本🇯🇵に生まれては、やはりどの回も感慨深い。
そして今回は初めて自分の足で国境を越える。ワクワクが止まらない。
実際に歩いてみると案外こんなものか、という感想になってしまった😂
海外にいると感覚が少し染まってくるせいかもしれない。しかしそれでも、これまでの人生で見た事のない景色を得ることが出来、とても心地が良い。
スロバキアは後で訪れるので川を渡りきってすぐに引き返した。逆車線で欄干にもたれて風を浴びる。歩く人々で立ち止まる人はいない。ああ、ここではこれが普通なのか。良かった、全然違う感覚で生きているじゃないか。
自分の感受性が鈍っていた訳では無い事に安心して、昼食を買いにスーパーへと向かった。
パンとヨーグルト、バナナで朝ごはんのような食事を店前のベンチで済ませ、帰りは徒歩で駅に向かう。
うん、やっぱり自分の足で歩けて良かった。日本にいたら絶対に出来ないことだ。
イシュトヴァーン大聖堂
ブダペストに戻り、聖遺物であるイシュトヴァーン一世の右手が安置されているイシュトヴァーン大聖堂へ向かう。もう何個目の聖堂か分からないが、ヨーロッパの旅行はこれ無くして始まらないと思っているので、数々のサイトのアドバイス通り見てみる。
入口向かってる右手にチケット売り場がありますが、ネットで購入した方が並ばず入れて早いです。(2,300Ft)
この右手を見るだけでも訪れる価値があった。行方不明になっていたものをハプスブルク家の女帝マリア・テレジアがブダへ持ってきた物と言われる。
聖人に列せられているイシュトヴァーン一世がハンガリーに与えた影響が大きかった事を伺わせる場所だった。
ゲッレールトの丘
ブダペスト名物、マーチャーシュ鎖橋を渡って市街を一望できるスポットに移動。
吹き付ける風を感じて、街を眺めていると時間はあっという間に過ぎた。頂上まで登ってくる人は少ない。会う人みな顔を合わせるとニヤッと笑う。この眺めは俺らだけのものだな、とでも言いたげに…
さすがドナウの真珠とは言ったものだ。旅は一期一会で、大半の場所は恐らく二度と訪れない。今年一年もそういうつもりであらゆる景色、体験を身に焼き付けている。しかしブダペストは1度では足りない、うっとりするような美しさのある町だと思う。歴史のうねりの中で変化を続けつつもその魅力は常にある。
もう一度言いたい、さすがドナウの真珠だ。
今日もグヤーシュを食べよう、ビールを飲むとなぜか酔いが早くまわった気がした。