職場に出戻るも、環境を変えるために新たな道を模索…ビジネスへの道。
食品会社に勤めて9年
食品会社といっても少し異色で、あつかう物が「氷」です。
つまり、製氷業務を生業としています。
一般家庭にあるような氷ではなく、不純物を取り除いた純水で透明度の高い氷を作ります。
出来るまでに3日ほどかかりますが、氷の重さは約140キロほど…
足元はすべり手袋や安全靴を履いていても、はさまれればケガをしてしまいます(汗)
実際に私もよくケガをして労災保険を利用したものです🤔
今の同業他社の製氷業はボタンひとつである程度の事ができる設備をもつところが多い…
ところがうちの職場を見ると古く原始的な作業を強いられます。
当然体への負担は大きく、人材育成中の若い人材は短期で見切りをつけて辞めてしまいます。
そうなると、世代交代の代謝が不可能になります。
それを考えると、将来的には不安しか残りませんよね💦
そんな中で40代という年齢と将来への不安から退職を決意します。
しかし、それが間違っている事にあとで気付くことになります。
退職後の3年間
退職してから3年間…毎日職業安定所に通い、紹介されたところを入っては辞めての繰り返し…
5社ぐらい点々としましたが、どこも製氷会社の時よりも待遇はひどく、長続きはしませんでした💦
職安の紹介記述と実際の内容が大きく異なり、入社してから気付くことばかりでした。
そんな中でもビニールの製造会社の職場は良い人も多く、1年10ヶ月ほど続きました。
しかし夏の時期は室温が50度近くまで上がるという…暑がりの私にはたえられずに辞める事になりました。
3年目の半年ほどは派遣会社のお世話になりましたが、現場は性格の難しい人ばかりで毎日が苦痛な日々を送る事になります。
そんな時にふと、思い出したのが製氷会社で過ごした時の記憶でした…
きつい仕事ではありましたが、性格の良い人ばかりで、居心地は抜群に良かったのです。
辞めるときの心境は、「隣の芝生は青い」状態にあったのを認めざるえませんでした。
虫が良すぎるというのは十分に承知で、思いきって工場長にTELする事を決意。
すると…こころよく承諾してくれて戻る事になりました。
3年ぶりの職場
3年ぶりに戻る職場では、ベテランの人は久しぶりの顔合わせ。
知らない顔も数人いましたが、今までの事を思うとなんて事はありません。
経験者という事もあり、給料は辞める前の金額になるように工場長がはからってくれたようで感無量のおもいです。
会社を辞めて改めて学んだ事は、今の場所から逃げたところで状況は良くならないということ。
むしろ悪化するという事です。
今より良くなることはない…そう!今の場所でやれる事をやれば良いのです。
そう思うのもつかの間…同じ40代の人が3人ほど辞めていきます。
何があったのかはわかりませんが、きっと後悔すると思って説得を試みます。
しかしこの状態になると、周りの声はもはやとどかなくなるのかもしれませんね。
結局、説得むなしく退社していきました。
未だにLINEでのやり取りはありますが、やはり後悔をしているようでした。
しかしこれらの体験を考えると、今の場所で頑張りつつも将来に危機感をおぼえるようになります。
私も2年経過すれば50代…いつまで体が仕事についていけるのかわかりません。
保証はあるにせよ、大ケガをしたら仕事ができなくなってしまう…
そんな時に…ビジネス系のYou Tubeをみて、決断します。
自分で稼げるようになろうと🔥🔥🔥
つづく