Songs for Today's Birthday 6/2 - Johnny Carter
Johnny Carter
ジョニー・カーターは、1934年6月2日、イリノイ州シカゴで生まれたドゥーワップ・シンガー、R&Bシンガーです。
ジョニー・カーターは、フラミンゴスとデルズという2つの影響力のあるヴォーカル・グループへの参加により、ロックの殿堂に2度入った数少ない人物の一人です。カーターは、シカゴのドゥーワップ・グループ、フラミンゴスの最後のメンバーで、ディスクジョッキーのアラン・フリードと10代のスター、チューズデイ・ウェルドが出演し、ムーングローズ、チャック・ベリー、ジョニー・バーネット・トリオ、ラヴァーン・ベイカー、フランキー・ライモン&ティーンエイジャーズが出演した1956年の映画『ロック、ロック、ロック』でバラード"Would I Be Crying"を披露していました。
1960年、カーターはジョニー・ファンチスの後任として、同じイリノイ州出身のデルズに参加し、半世紀近くもメンバーが変わらないグループの中心的存在となりました。彼が在籍したデルズは、R&Bチャートで45曲のヒットを放ち、これはアイズレー・ブラザーズに次ぐ快挙です。1968年には"Stay in My Corner"、1969年にはカーターの高らかなファルセットが際立つ初期のヒット曲をリメイクした"Oh, What a Night"で全米トップテン入りを果たしていました。
クロスオーバー・シングル"Always Together"、"Does Anybody Know I'm Here"、"I Can Sing a Rainbow/Love is Blue"に続き、レナード・チェスの依頼で再録した"Oh, What a Night"はミリオンセラーになりました。デルズは70年代に入ってもR&Bやポップスのランキングの常連で、特に"The Love We Had (Stays on My Mind)"、"Give Your Baby a Standing Ovation"、"My Pretending Days Are Over"、"I Miss You"など有名曲が続きました。
ファンク、ディスコ、コンテンポラリーR&Bへの移行は、スタイリスティックス、デルフォニックス、ドラマティックスに影響を与えたハーモニーを持つこのグループにとって自然なことであり、1974年にアルバム『The Dells vs the Dramatics』を一緒に作りました。
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