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Songs for Today's Birthday 5/30 - Lenny Davidson
Lenny Davidson
レニー・デヴィドソンは、1944年5月30日、イギリスのエンフィールドで生まれたギタリスト、ソングライターで、デイヴ・クラーク・ファイヴのメンバーとしてよく知られています。
デイヴ・クラーク・ファイヴのリード・ギタリストとして、レニー・デイヴィドソンはブリティッシュ・インヴェイジョンの初期に登場した著名なミュージシャンの一人でした。50年代後半にルーツを持つこのグループは、ミック・ライアンというリード・ギタリストとリック・ハクスリーというリズム・ギターでスタートしましたが、1962年までに何度かラインナップが変わり、ハクスリーはベースに転向、当時18歳でチューブ製造工場で働いていたレニー・デビッドソンがリードギターに採用されました。
DC5は主にギターバンドという訳ではなく、彼らのサウンドはデニス・ペイトンの強力なサックスとマイク・スミスのオルガンを基本に曲が構成されていました。デイヴィッドソンはブロンドの髪で目立ち、また、彼らの作品に絡むトゥワンギーで小刻みに鳴り響くフィルでスポットライトを浴び、時にはグループのレパートリーとなる曲を共同作曲し、通常は彼らのアルバムに収録されていました。アメリカでのデビュー・アルバムに収録された"Time"のように、彼の楽器がミックスの中で全面的にフィーチャーされることもありました。"She's All Mine"、"Can't You See That She's Mine"、"I Need You, I Love You"といった曲では、彼の刻むリズムワークによってアレンジとサウンドに魅力的なアレンジが加えられていました。その後、彼らのサウンドが進化するにつれて、彼の楽器はさらに大きくフィーチャーされるようになりました。
1970年、DC5のメンバーは、引退することにメンバー間で合意し、解散しました。リック・ハクスレーによると、デイビッドソンはその後ギターを学び直し、ハートフォードシャーで音楽教師となり、また教会オルガンの修理やメンテナンスサービスを提供する会社を経営していたといいます。