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Songs for Today's Birthday 2/13 - Peter Tork

Peter Tork

ピーター・ハルステン・トーケルソンは、ワシントンD.C.の生まれで、モンキーズのキーボード奏者、ベース奏者として、またテレビシリーズ『モンキーズ』(1966年-1968年)の出演者としてピーター・トークを芸名にして活動していました。カールトン・カレッジ卒業後、ニューヨークに移り、1960年代前半のグリニッジ・ヴィレッジのフォークミュージック・シーンの一翼を担って、スティーブン・スティルスら新進気鋭のミュージシャンたちと親交を深めていました。

ピーター・トークとスティーブン・ステルスはロサンゼルスに移住して、スティルスが新しいテレビ・シリーズのオーデションを受けましたが不合格で、プロデューサーから開放的で北欧系のルックスを持つ人を知らないかと聞かれてピーターを推薦しました。

ピーター・トークはモンキーズに加入する前から熟練したミュージシャンだったので、最初の2枚のアルバムでは他のメンバーは楽器を演奏することができなかったのですが、トークは最初のアルバムでマイケル・ネスミスの曲"Papa Gene's Blues"でレコーディングに参加していました。67年、ドン・カーシュナーの制約から解放されたトークは、"Daydream Believer"のピアノ・イントロや"You Told Me"のバンジョー・パートなどの楽器演奏に加え、"For Pete's Sake"や"Lady's Baby"など、時折曲作りにも参加していました。

モンキーズのオリジナル・ラインナップで6枚のアルバムが制作され、そのうち4枚はビルボード・チャートで1位を獲得しましました。シングル曲では3曲が全米No.1に、2位が1曲、3位が2曲とヒットを放ち、この成功に加え、2年間続いたテレビ番組、アメリカ国内外での一連のコンサート・ツアーの成功などを果たしました。


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