見出し画像

Songs for Today's Birthday 3/27 - Walter "Bunny" Sigler

Walter "Bunny" Sigler

ウォルター・"バニー"・シグラーは、ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ、幼い頃は家族から「バニー」というあだ名で呼ばれていたそうです。1950年代後半に彼は、シンガーとピアニストとして地元の会場で演奏するようになっていて、1959年にV-Toneレコードで初めてレコーディングを行いました。その後、レオン・ハフがカメオ・パークウェイ・レコードのレコード・プロデューサー、ジョン・メドラとデイヴ・ホワイトに彼を推薦して、パークウェイ・レーベルからの2枚目のシングルは、シャーリー&リーのヒット曲2曲をメドレーにした"Let the Good Times Roll & Feel So Good"で、全米ポップチャートとR&Bチャートで上昇、1967年にはR&B20位、ポップ22位となりました。続いて発表された、ドゥーワップ2曲のメドレー "Lovey Dovey"/"You're So Fine "も、同年のR&Bチャートにランクインしました。

カメオ・パークウェイが解散した後、1970年頃、シグラーはフィラデルフィア・インターナショナル・レコードのケニー・ギャンブルとレオン・ハフと共にソングライターとして働き始めました。作家のフィル・ハートと組んで、シグラーはオージェイズのために"Sunshine"や"When the World Is at Peace"などの曲を書きました。また、ソロやギャンブルとも曲を作り、彼の作曲した曲はフィラデルフィア・インターナショナルの多くのアーティストによって録音されました。インスタント・ファンクというグループを発見し、シンガーとして再びレコーディングを始めて、1973年にボビー・ルイスのヒット曲"Tossin' and Turnin'"のリメイクで6年ぶりのチャート入りを果たし(R&B38位、ポップ97位)、1970年代半ばにはフィラデルフィア・インターナショナルから"Love Train"、"Keep Smilin'"のカバー・バージョンなど、さらにいくつかのマイナーR&Bチャートヒットを放ちました。

シグラーはソングライター、プロデューサーとしてウィスパーズ、エクスタシー、パッション&ペイン、カール・カールトン、ジャッキー・ムーア、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、ルーツ、ビリー・ポール、ルー・ロールズ、パティ・ラベル、ステファニー・ミルズ、カーティス・メイフィールドなどのアーティストに楽曲を提供し続けていて、また「ソウル・トレイン」に出演して自作曲"That's How Long I'll Be Loving You"を歌い、バーバラ・メイソンとのデュオ・アルバムもリリースしました。1977年、MFSBのミュージシャン、ノーマン・ハリスが設立し、サルソウル・レコードが配給するレーベル、ゴールド・マインドに移籍すると、そこで"Let Me Party With You (Party, Party, Party)"で1978年初頭に8位を記録し、自身最大のR&Bヒットを放ちました。


いいなと思ったら応援しよう!