名古屋COMITIA65 振り返り
サークル「Bon Boyage!」(ボン・ボヤージュ!)のあぱしょにです。
遅くなりましたが、忘れないうちに名古屋コミティアの振り返りをしておこうと思います。
1. イベント概要
イベント名
名古屋COMITIA65
日時
2024/9/29(日) 11:25~15:30
※11:00~15:00の予定だったが、トラブルにより後ろ倒しと時間短縮
場所
名古屋国際会議場 イベントホール
主催
名古屋COMITIAメンバーズ
※正式な表記不明(https://n-comitia.com/event-information/)
スペース数
518
一般参加者数
(発表があり次第記載)
2. 目的と目標
目的
SNSなどで交流しているクリエイターやフォロワーと実際に会って交流する。
作品を紹介したり、頒布したりする。
自分の認知度を向上させる。ファンを増やす。
具体的な目標
新刊を10部以上頒布する。
3. 事前の準備
ブース設営用のアイテムの検討・準備・整理など。
4. 学びと気づき
得られた知識やスキル
他のサークルのブース設営やポスター、タペストリーのデザインなど。
実際の会場でどのように陳列したら目に留まりやすいか。
個性的なファッションの参加者が多かった。印象に残る服装をしていると「こういう服装でした」と思い出してもらえるとのこと。
イラストや創作に対する意見交換
自分の考え方や視点の変化
SNSでの効果をあまり重視していなかったが、SNSによる認知度の影響はとても大きいと感じた。
5. 良かったこと・嬉しかったこと
設営のシミュレーションをしていたので、想定外のことはあったが大きく躓くことはなかった。
水分補給用の飲み物の周りが結露して濡れるのが嫌だったため、事前に常温にしておいた。
作品をとても気に入ってくださった方が何人かいて、特に自分が強く影響を受けた「きららっぽい」と褒めてもらえたのは嬉しかった。
オリジナルキャラクターを「かわいい」と褒めてもらえるのは嬉しいが、実際に対面して生の声で言ってもらえるのはとても良かった。
名刺をレンチキュラーにして、見る角度によって絵柄が変わるようにしているが、面白いと言ってもらえてよかった。こういう名刺は他のサークルさんにはあまりないようで、興味を持ってもらいやすい。
6. 改善点と反省
1. 卓上ポスターの固定
卓上ポスターを設置する際、ポスタースタンドでは上辺(じょうへん)しか挟まないためヒラヒラと揺れた。また、固定するためのマスキングテープがあれば良かった。
自宅でシミュレーションした時は安定して見えていたので良かったが、当日は誕生日席ということもあり参加者の往来でヒラヒラした。
持っていた養生テープで固定したが粘着力が強すぎてきれいに剥がせるか不安になったため、マスキングテープがあれば良い。
2. 見本シールの言語
ブースに置く見本誌に「見本」と書いたシールを貼っていた。
外国人の一般参加者も多いので、日本語で「見本」と書くよりは英語で「SAMPLE」と書いた方が優しい。
「SAMPLE」は日本人でもわかるが、「見本」は外国人にはわからないかも。
3. 忘れ物
ウェットティッシュをホテルに忘れた。
イベント用持ち出しポーチに入らないサイズのものを用意しており、別で管理していたのが原因。
持ち出しポーチに入るサイズのウェットティッシュを用意し、入れておく。
4. ブース番号表示用の紙の固定不足
ブース番号を掲出する紙を机の前側(垂れ幕の位置)に養生テープで貼っていたが、粘着力が弱く二度も落ちてしまい、一般参加者に拾ってもらうことが2回あった。
一般参加者も参加料を支払ったうえで入場し、時間が限られている中でこういったことに時間を使わせるのは申し訳ない。
特に机の前面は目視できないので、絶対に落ちないような対策が必要。
5. 作業スペース
今回は連泊していたこともあり大きいキャリーケースを持って行ったが、設営と撤収の時に通路に広げて作業せざるを得なかった。
誕生日席だったため広く使うことができたが当然マナー的に良くないし、もし島中だったらそもそも設営・撤収作業自体が難しい可能性がある。
小さめのキャリーケースで十分な日程を組むか、必要な道具はリュックなどに入れる。
6. 終始座っていた
前日に脚のトレーニングを行い筋肉痛だったこともあり終始座って対応していたが、立っていた方が積極的な姿勢が伝わるし印象がいいかもしれない。(自分はそう思う)
イベント当日に筋肉痛が残るようなトレーニング日程は組まない。または軽めのメニューにしておき、イベント後に調整する。
7. タペストリーの設置にかかる時間
ブース後方にタペストリースタンドを用意しいてタペストリーを飾っていたが、タペストリーを飾るのに時間がかかった。スタンドの構造上タペストリーをきれいに挟めなかった(元はポスタースタンドなので、タペストリーの太いポールを挟めない)
事前に自宅でシミュレーションした時は養生テープで固定できたが、作業用のスペースがあったため、当日の狭いスペースでは作業が難しかった。
簡単に固定できるようなやり方やアタッチメントを探すか、別のタペストリースタンドを検討する。
8. 空のコインケース不足
100円玉と500円玉を50枚ずつ用意したコインケースを合計2つ持って行ったが、空のコインケースを持って行っていかなかった。お釣り用に十分用意していたが、当日は硬貨で支払をする方も多く、コインケースに入らない分は自分の財布に入れざるを得なかった。
財布を取り出すのが手間だし売り上げの管理も面倒になるので、空きのコインケースも用意しておく。
また、コインケースは百均のものにしたが没個性で名前も特に書いていなかったため、何かの拍子にほかの誰かのとごちゃごちゃになるかもしれないと感じた。記名しておくか、もっと存在感のあるデザインのものにする。
とりあえず、名前シールを貼って、サークル名とHNを記入することにする。
9. 持ち出しポーチを吊るすテスト忘れ
無印の吊るせる化粧ポーチが、テーブルに吊るしておけるかをテストするつもりだったが、忘れていた。
なぜ?・・・設営にバタバタしていた。次回もバタバタすると思うので、忘れないように、ポーチに「ポーチを吊るせるかテストする」というメモを入れておく。
10. メモ帳なし
改善点や良かった点をすぐメモできるように、メモ帳があればいい。スマホでもいいが、あんまり印象が良くないかも?
11. 陳列について
今回は平積みしたが、平積みだとブースの真正面から覗き込まないと表紙が分かりにくい。やはり簡易的なイーゼルがあると良いと思った。
まだ作品が少ないのでイーゼルでいいが、多くなったらその時考える。
持ち出しポーチに入るような折り畳みのものが理想だが、なければコンパクトで剛性のあるものを用意する。
まだ参加経験も浅いので、陳列に関してはいろいろ試してみる。
12. 卓上ポスターのサイズ
お気に入りのイラストを流用していたしインパクトはあったと思うが、物理的に大きすぎた。今後は陳列する作品も増えるし、もう1サイズ小さくてもいいかもしれない。
13. サンプル部数
1度だけ、同時に複数の方がブースにいらっしゃって、前の方がサンプルを読み終わるのをお待たせしてしまった。サンプルを一部から二部に増やすことを検討する。
しかし4時間弱で1回なので、現時点ではそこまですべきかは微妙。とりあえず次回試してみる。
14. 見本誌のブックカバー
見本は汚れないように、かつ見本だと一目で判るようにフィルムのブックカバーを付けていたが、光沢フィルムのため遠くからだと反射して見えにくかったかもしれない。特に平積みの場合。
会場の明るさは再現するのが難しいが、確認してみて、見づらいようであれば非光沢のブックカバーを検討する。
15. 現地調達品
値札などは百均で用意できるから現地で調達しようと思っていたが、現地では観光をしていたためイベント前日の夜になった。次回もどうせ現地調達をしようとしてもギリギリまでやらないため、事前に準備しておく。
16. 設営のチェックリスト
設営はほとんど雰囲気でやっているため、漏れが出る可能性がある。チェックリストを作成して設営後にチェックするようにしたい。
17. 同人誌以外の頒布物
同人誌以外にも、ワンコインで頒布できるような頒布物があればいいと思った。
18. 事前の宣伝不足
新刊のサンプルをSNSでもっと公開してもよかったかもしれない。また、ハッシュタグをつけてまずは目に留まるということを意識すべきだと感じた。あまり数字が目的になっては本末転倒だが、ある程度意識するのは大事だと感じた。
19. お品書き
お品書きはSNS告知用に作成したが、結局当日はブースに置いていなかった。次回はブースにも準備する。
7. アクションプラン(次回までにやっておくこと)
[済]マスキングテープを準備し、持ち出しポーチに入れておく。
[済]見本誌の「見本」と書いてあるシールを「SAMPLE」と書いたシールに変更する。
[済]持ち出しポーチに入るサイズのウェットティッシュを準備し、入れておく。
[済:マグネットで良さそうなのでマグネットをポーチに入れた]ブース番号表示用の紙はガムテープで張り付けるか、クロスごとマグネットで挟むようにする。マグネットを使ってずれないか試してみる。マグネットでよさそうであれば持ち出しポーチに入れておく。
[済]ポスタースタンドにタペストリーを飾る簡単な方法か、便利なアタッチメントについて調べて試す。難しそうであればタペストリースタンドを検討する。
[済]空のコインケースを持ち出しポーチに入れておく。
[済]コインケースや持ち物に記名シールや記名タグをつけて、サークル名とHNを記入しておく。
[済]持ち出しポーチに「吊るせるかテストする」というメモを入れておく。
[済]持ち出しポーチにメモ帳を入れておく。
[済]イーゼルを用意する。持ち出しポーチに入るサイズのものがなければできるだけコンパクトで剛性のあるものを用意する。こちらも記名をする。
[済]サンプル冊子を各一部ずつ追加で用意する。
[済]見本誌が光沢フィルムによって見づらくなっていなかったか確認する。見づらかった場合、非光沢フィルムにするなど検討する。
設営時のチェックリストを作成する。おおまかなタイムスケジュールも作成できそうなら作成しておき、印刷して持ち出し用ポーチに入れておく。
8. 総評
満足度は90%くらい。事前準備もしたしイベント自体も楽しめたが、反省点もあった。改善できるアクションプランをリストアップしたので、次回に活かす。
またいくつかイベントに参加するため、改善してもっと楽しめるようにしたい。
9. その他
打ち上げで他のクリエイターと話す機会があり、話しているうちにもっと絵がうまくなりたいと強く感じた。
イベント翌日からクロッキーを始めた。無理のないペース・量で続けていこうと思う。
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