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⑨ 【パミール高原8泊9日横断旅】備忘録#8 キルギス陸路越境 ユルトキャンプ

こんにちは、Namoです。
パミール高原8泊9日横断旅での出来事についてお話しします。ツアー会社、費用、パミール許可証については、①〜③のnoteに残してますのでご覧ください⭐️

Day8 Karakul🇹🇯→Kyrgyzstan🇰🇬

タジキスタン→キルギス陸路越境

8日目、私たちは不安な気持ちでいっぱい

理由は、タジキスタン→キルギスでドライバーが変わると言われているのだが、「タジキスタンでドライバー①と別れ、出国/入国手続きをした後、キルギスでドライバー②がきちんと待ってくれているのか」ここに確証が持てていなかったからです。

ツアー会社に連絡を取りたくても通信が無いし、ドライバー①も英語が出来ないので会話にならない(omg)

タジキスタン語と英語が出来る村人を通じて、ドライバーに確認しても返答は「ok👍no problem😁」の一点張り

、、、
いやいや、もっと安心させてくれよ、、(笑)
どうやってバトンタッチするんだい、、

この時点でツアー費用全額も払っているので
飛ばれたらどうしよう。。
てか、国境で置き去りなんてことはないよね?とモヤモヤしながら出発。
キルギスへの国境について誰も良く分からないまま

最終的には【2時間後の私達はどうなったか知ってる】と割り切った、割り切るしかなかったです

備忘録 陸路で国境を越える

国境付近は特別寒く、気温は10月上旬で、-10°近かったと記憶してます(ツアーで最も寒かった瞬間です(震))
これまでの陸路越境といえば、出国 ~入国の間は徒歩で歩ける程度の距離だったのだが、
この2カ国を分けるのは大きな山脈(到着するまで知らなかった🫨)

当然国境間を歩ける訳もなく、
タジキスタン出国
タジキスタン軍車で山脈越えwith Army
山脈中心でキルギス用ドライバーへバトンタッチ
キルギス入国
という、摩訶不思議な陸路越境を経験することに

越境中【タジキスタン出国後→キルギス入国の道】
越境中、とにかく寒い🥶
越境中フォト、写真okとのこと

入出国の審査は特に問題なく国境越えられた!

⚠️注意点/この国境は冬場は閉鎖されているので(コロナ禍も閉鎖していたとのこと)、ルート作成する段階で国境が通れるかどうかは確認しておくのがマストです!

キルギス入国、飯だ!

今日1番のビッグイベント『陸路越境』を終えた私たちは、最初の村でレストランを探します🍽️
入国するまでの数日間は物資の少ないエリアでまともなものを食べてない私達はとにかく肉が食べたかった、レストランに着き全員が同じフライドチキンを頼みました🍗(笑)

KFC3つ分くらいの大きさ🍗約500円

当然キルギス通貨は誰も持って居なかったのだが、タジキスタンソモニで払って良いと言ってくれたレストランオーナーには頭が上がりません

腹が満たされた後は、車を走らせ次の村でsimカードを買った。(ドライバーがキルギス通貨を立て替えてくれましたアリガト🙏)
久しぶりの電波獲得に発狂する私たち、
今求めてる全ての欲を満たすことに成功して
最高に気分が高揚していた車内を忘れない

キルギス版ゲル、ユルト泊キャンプ

最終日の夜は『ユルト』というモンゴルのゲルのような移動式住居でのキャンプ!
私はこれをとても楽しみにしていた◎


『ユルト』はキルギス人の伝統的な住居であり、
キルギスの国旗の真ん中には、ユルトの天井を象ったデザインが描かれています🇰🇬⬇︎

ユルトの天井を見上げた図
キルギス国旗

ユルトに到着したのは午後15時頃、
日の入りまで時間があったので、
キャンプ場周辺をミニハイキング🥾

泊まったユルト🛖
近くには湖も◎
奥に見えるのはレーニン峰

日が当たってれば暖かくて気持ちが良かったですが
風が吹いたり、太陽がかげるとほぼ死に近いです
景色の良さより寒さが勝ってしまうそんな場所でしたが、夜空だけは今までで最も綺麗でした

ユルトでの夜、
いつも私達夫婦と仲間3人は別部屋でしたが
この日は最初で最後5人1つ屋根の下で嬉しい楽しい

、、そう思ったのも束の間
ユルトは暖房がなく暖炉は寝る前までしか使えなかったので夜中寒過ぎて凍りそうになりました

寝る時は持ち合わせている全ての防寒具を着込みベットに入ったものの、この日は寒さに耐えるのが必死でほとんど寝れず、、
私は二度とユルトには泊まれないとトラウマになるレベルでした

近くに新たにユルトキャンプを建設している場所がいくつかあったので、今後行く方はそっちをおすすめします(笑)😂

次回でこのツアーは最後
最終目的地オシュでのおはなしをお届けします✉︎

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