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VOGUE JAPANにピックアップされちゃった。

アパートメント3Fで展示販売している
秋田木工のNO.202スツール。


私たちアパートメントの別注品、"Bespoke of Apartment"として作ったものです。
1963年から1987年まで生産されていた籐張り座面の復刻品に オイル仕上げを施してあります。


すべっすべの御御足。おみあし。


販売開始当初はそれなりに売れたものの、ウレタン仕上げモデルの方がよく売れるのか
現在はなんとなく下火です。

が、なんと。

先日発売された  VOGUE JAPAN 6月号 ヴィンテージ家具の特集ページにちょこっと掲載していただきました。


VOGUEです。

VOGUEです。


大事なので2回言いました。VOGUEです。3回言いました。

東京のイケてる家具屋さんは、「雑誌掲載なんていつものことよ、」かもしれないけれど
ここは新潟。

((雑誌掲載だ!しかもVOGUEだっ!))


田舎っぺ加藤は感激しました。編集者様へ大感謝。超うれC。


掲載の依頼メールを受け取り、心の中でガッツポーズを決めていると、
隣にいたスタッフタクマが言いました。

「おれ、なんかこの雑誌見たことあります!ボギー。」

「えっ」

「ボギー。」

「ヴォーグじゃ!!!!」


「超有名誌だよ!世界にあるよ!女性なら全員知ってるわ!」

とか、若干 ステレオタイプなことも言ってしまいましたが、それくらいの有名誌です。
その後 奥さんにこの件を報告していたタクマ。



_人人人人人人_
> ボギュー <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


ケイトモスもびっくりだ。

ごめん、女性全員知ってるとかいってごめん。
お似合いの夫婦だということは良く分かりました。ボギュー。

(そういえばこの夫婦、イギリスのソウルシンガー、SADE (シャーデー)のことも 「サデ」って呼んでたな。わかるよ、そうだよね。)


おっと、私はボギューの話をしたかったのではなくて
このスツールについて話したかったんです。


秋田木工といえば、日本最古の家具メーカーと言われている会社。
100年以上の歴史を持ち、 曲木家具をつくり続ける日本唯一の専門工房です。

202スツールのこの美しい脚のカーブも、熟練の職人さんの腕によって作り出される代物です。


うつくしい。


秋田木工が製造する家具の中でも1番のロングセラー商品が この202スツール。

デザイナーは 日本を代表するインダストリアルデザイナー、剣持勇。
1952年渡辺力や柳宗理らとともに、日本インダストリアルデザイナー協会を結成。ヤクルトの容器をデザインしたことでも有名です。

ジャケットが素敵


別名剣持スツールと呼ばれる202スツール。廃盤になることなく製造が続けられていたのは布張りモデル。
ラタン座面のモデルは、1963年から1987年まで生産されていたのみの希少なものでした。

当時の治具(ジグ)を用い、ラタン座面を復刻。さらにオイル塗装を施したものが Bespoke of Apartment、私たちアパートメントの202スツールです。

販売に先駆け、代表が秋田木工へ赴いて工場を視察したりと
それなりに力を注いで販売を開始したものなんです。

あ、発売当時のアチアチなnoteをぜひお読みください。


さて、VOGUE効果はあるのでしょうか、
売れて欲しいなあ。
本当に良いスツールなんですよ。
「VOGUEに載ったんですよ」って、いつまで言っていいのかな、いつまでも言おうかな。


それでは時間がなくなってきたのでこの辺で。


加藤でした。
ボギュー。

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