見出し画像

Nikon D1桁まとめ

こんにちは。今回はD1から最新D6の基本情報についてまとめます。
この記事は約6分ほどで読むことができます

比較表(タップで拡大)

D1桁シリーズはカメラマン、報道、デザイン事務所などのプロ用途向けモデルです。
そんなプロ御用達機材を紹介します

D1(1999年9月29日発売)

プロを中心としたデジタル一眼レフカメラ普及の基礎を作った。有効画素数は2.6メガピクセルと低かったが、新聞に掲載するには十分な画質だったことやISO1600という高感度の撮影が可能だったことから報道機関を中心に使用された。
当時としては安価な65万円ほどで発売された。
「きれい」、「はやい」、「つかいやすい」をコンセプトとし、画質、速さ、寸法・質量、価格等、 すべての面において画期的な一眼レフだった。

D1X(2001年5月31日発売)

有効画素数5.3メガピクセルであるがRAWのデフォルトサイズを6メガピクセルか10メガピクセルで選択することができ、10.8メガピクセルCCDを備えている。

D1H(2001年7月25日発売)

D1Xの連写性能を向上し5コマ/秒、最大40コマの連続撮影、最高1/16000秒のシャッタースピード、1/500秒のシンクロスピードを実現しました有効画素数は2.7メガピクセルであり電子シャッターと機械式シャッターを併用した。

D2H(2003年11月29日発売)

ニコンが開発したJFET式センサ「LBCAST」を採用、37msのレリーズタイムラグ、8コマ/秒、最大40コマの連続撮影が可能となっている。有効画素数は4.1メガピクセル。オートフォーカスセンサーも11点に増え、より激しい動きの被写体にも対応できるようになった。

D2X(2005年2月25日発売)

新画像処理システムで色再現力と階調性を徹底的に追求した。センサーは12.4メガピクセルのCMOSを採用。センサの中央部6.8メガピクセルだけを使うことで、ニコンD2Hほどの秒間8コマの連写ができるクロップ高速の機能を備えた。

D2Hs(2005年3月25日発売)

D2Hの細かなボタン位置などをD2Xと共通化したマイナーチェンジモデル

D2Xs(2006年6月29日発売)

D2Xより進化した大容量のバッテリーや高視野角液晶モニターを採用、クロップ高速時のファインダー表示などを改良したマイナーチェンジモデル。2007年8月にスペースシャトルでの記録撮影用カメラとして採用、レンズ、スピードライトとボディー76台を受注した。実際に宇宙で使用されたものは潤滑剤などの細かな変更のみだった。

D3(2007年11月30日発売)

D2Xsの後継機。これまでDシリーズが採用して来た「DXフォーマット」でなく「FXフォーマット」と呼ばれる12.1メガピクセル24×36mmCMOSを採用。また従来機では対象ユーザー層に合わせて機種ごとで画像生成設定を変えていたため異なる機種を併有したり新機種に買い換え場合に発色傾向をそろえることができず不便というユーザーの声に応え、色彩統一システム「ピクチャーコントロールシステム」を初採用。画像処理コンセプト「EXPEED」も初採用。また、ニコンのデジタル一眼レフカメラの1桁機としては初めてライブビュー機能が実装された。

D3X(2008年12月19日発売)

ニコンD3と共通のボディに24.5メガピクセルのFXフォーマットCMOSを採用。スタジオ撮影に重点を置いた本機はISO100〜1600相当と低くなっている。

D3S(2009年11月27日発売)

有効画素数が12.1メガピクセルのFXフォーマットCMOS。感度ISO拡大。新たな動画撮影機能を搭載。動画からの静止画の切り出しが可能。2009年12月、スペースシャトルでの記録撮影用カメラに11台などを受注した。D一桁シリーズの中ではD3Sで初めて超音波によるイメージセンサーのホコリを落とす機能が追加された。

D4(2012年3月15日発売)

有効画素数が16.2メガピクセルのFXフォーマットCMOS。画像処理エンジンは「EXPEED3」を採用。測光システムでは91000分割RGBセンサーを搭載し、約40万回のレリーズテストをクリアする高い耐久性を有する。有線LANコネクタを搭載し、ワークフローの効率化が図られた。

D4S(2014年3月6日発売)

D4のブラッシュアップモデル。2014年1月7日に開発発表。有効画素数は16.23メガピクセルと微増、新センサーとなり画像処理エンジンは「EXPEED4」を採用。AF性能などの機能向上が図られた。

D5(2016年3月26日発売)

有効画素数が20.82メガピクセルのFXフォーマットCMOS。拡張感度は最低側がISO50相当、最高がISO3280000相当。画像処理エンジンは、新しいノイズ低減機能を搭載した「EXPEED5」を搭載。AF測距点は153点へと増加。プロ機としては珍しく、背面モニターにタッチパネルを採用した。

D6(2020年6月5日発売)

有効画素数が20.82メガピクセルのFXフォーマットCMOS。拡張感度は最低側がISO50相当、最高がISO3280000相当。画像処理エンジンは「EXPEED6」を搭載。新開発AF専用エンジンを搭載。AF測距点は105点ですべてがクロスセンサー。記録メディアがCFexpress(TypeB)に対応。Bluetooth、GPS(みちびき対応)を内蔵。

種目別ランク付け

「連続撮影」、「有効画素数」の二点からランク付けします。

連続撮影

一位
D6
約14コマ
二位
D5
約12コマ
三位
D3、D3S、D4、D4S
約11コマ

有効画素数

一位
D3X
2450万画素
二位
D5、D6
2082万画素
三位
D4S
1623万画素

まとめ

D1桁はやはり連続撮影に特化したカメラが多いと思います。Nikonのフラグシップ機としての機能はもちろん魅力の凄まじいと思います。
D5、D6はやはり高額ですがその分やはり画質や連続撮影を共に両立させた素晴らしい機材です。

引用元

いいなと思ったら応援しよう!