家庭と仕事との間で 妊娠編
今の時代、女性が仕事をすることは当たり前のことになりました。
働きながらの子育てする家庭の占める割合も多くなってきています。同じ職場に妊婦さんがいることも珍しくない光景です。
表面上は、みんな上手に仕事をこなしているように見えます。しかし、話を聞いてみるとほとんどの妊婦さんが悩んでると答えます。そして同じ職場の上司や同僚もどのように接していけばよいかを思案しているものです。
妊婦さんが仕事をしていく上で 考えておきたい3つのことを書いてみます。
①キャリアについて考える
子どもが生まれるということは、人生にとって、大きな転機になります。
自分の家庭や仕事との向き合い方を考え、見直すことが大切です。
具体的には
自分自身の家事、育児、仕事に対する考え方
パートナーの家事、育児、仕事に対する考え方
パートナーの協力は得られるのか
妊娠中や産後に身内のサポートがあるのか
産休、育休の期間とその間の収入はどうなるのか
職場復帰後の子どもの預け先の確保
今まで通りに仕事を続けていくのか
②良好な人間関係を作る
妊娠中は無理は禁物です。
しかし、妊娠中だからと何でも許されるという考えは困りものです。
サポートが必要な時だからこそ、家庭や職場で良い関係を作っていくことが大切です。
これは子育て中にも必要なことです。
コミュ力をアップしていきましょう。
③妊娠中の働き方
職種、仕事の内容、職場の環境によっては、配慮が必要なことがあります。妊娠が分かったら早めに上司や同僚に知らせましょう。
もし、つわりひどい、切迫流産、切迫早産など安静や休業が必要な場合は、母性健康管理指導事項連絡カードを活用することができます。かかりつけの医師の診察を受け、記入し、職場に提出します。母子手帳に添付されています。