思い通りにならないもの
思い通りにならないものは多々あるが、その中でも思い通りになりそうでならないもの、日常的に1番手を焼くものは私の場合は髪の毛だ。
もともとくせ毛で湿度が高いと髪の毛が乾燥してパサパサになり、拡がり、そしてはねる。
今から11月になるまでの約半分間が特に悩ましい季節だ。
他の人もそうかと思い聞いてみると、悩みは同じではない。私のとは逆でボリュームがなくなるタイプもあるようだ。
私から見ると髪の毛が拡がらなくて羨ましい限りなのだが、当事者にとってはボリュームがなくなることが悩みらしい。
人の悩みというのは、絶対的なものではなくその人から見た過不足だ。同じ状況であっても必ずしも同じ悩みにはならないものである。
目の前にある状況をどう感じ、反応するかは個人差が大きい。
例えば同じように転んでケガをした場合でもある人は大騒ぎし、ある人は何もなかったかのように振舞う。
それは体力、体質、知覚の感受性、表現の仕方や癖、物事を楽観的に捉えるかまたは悲観的に捉えるか、メンタルの強さ、分析力、論理的思考力、価値観、胆力などの特徴から出される個性によるものだろうと思う。
思い通りにならないものとどのように対峙するかも人それぞれである。
ある人は解決しようとするし、呆然する人もいる。なかったことにするかのように放置する人もいるだろう。
視点を少し変えるだけで全く違う見え方になる。
そこには1つの正解はなく、多くの応え方がある。
もう一度聞いてみよう。
思い通りになるもの、ならないものってありますか?