産後の手伝いが頼めない時の5つのヒント
今はコロナ禍。緊急事態宣言の出ている中。
自宅近くに産後の手伝いをしてくれるはずだった身内に頼れない。そんな状況のママが増えてきました。
話を聞いてみると、
里帰り出産するつもりだった病院にことわられた。
実家が県外にあり、移動ができない。
家族にコロナ陽性者、濃厚接触者がいる。
介護が必要な家族がいる。
こんな事情が聞かれます。
産後すぐの生活には、家事や子育てを手伝ってくれる人が複数いることが理想です。
ですが、状況が整うまで時間は待ってくれません。
そこでパートナーと2人で、この時期を乗り越えていくためのヒントを述べてみます。
目次
1 パートナーの休みの調整
2 家事内容、家事分担の見直し、レベルアップ
3 家事サービスの利用
4 時短家電の利用
5 上の子の保育
1 パートナーの休みの調整
何より人手がいるため1番に着手するところです。最近では男性の産休、育休が取りやすくなっている職場が増えています。
産休または育休は短くても1週間は必要です。できたら2週間くらいはほしいところです。
初めての出産の場合は、病院を退院するタイミングで休みを取ることがベストです。2人目以降の場合は、上の子のお世話があるので出産のための入院の日が休みを取るタイミングになります。
休みの最初の頃は、1日休みで家事をしたり、子育てを手伝ったりするとよいと思います。しばらくして赤ちゃんのいる生活に慣れてきたら、半日勤務や隔日勤務でもいいでしょう。
ここで注意してほしい点は、あれもこれも頑張りすぎないことです。
赤ちゃんとの生活は、オムツ替え、授乳、寝かしつけの繰り返しです。これを24時間、毎日します。
産まれる前に思っているほど仕事や家事はこなせません。また、男性の産後うつもあるといいます。最低限のことができればよしという気持ちでいてください。
2 家事内容、家事分担の見直し、レベルアップ
前項で、「家事を頑張りすぎない」ことを述べました。次に考えることは、家事内容と家事分担の見直しです。
これまでの生活での家事内容と分担をもう一度見直します。そしてすること、しないことを決めていきましょう。
自分たちの生活での優先順位を決めるのです。例えば、食事はちゃんとするが、掃除は最低限にするなどです。
それぞれの家庭で違うと思いますので、自分たちにとって大切なものは何かということを話し合ってみましょう。
また「名もない家事」は、存在を明らかにすることで分担も可能です。
することが決まったら、効率よく生活するために家事のレベルアップもお忘れなく。
3 家事サービスの利用
家事の優先順位が決まったら、家事サービスの利用もあわせて考えてみましょう。
これは時間を生み出すことが目的です。これからの生活に時間はより貴重なものになります。
家事サービスには、日々の生活に必要な食材などの宅配、たまにでいいけれど自分でするのは面倒なことをしてくれる家事代行サービスなどがあります。
4 時短家電の利用
便利な家電がたくさんあります。
これも時間を生み出すためのものです。
高価なものが多いですが、検討する価値はあるでしょう。
5 上の子の保育
今まで保育園に預けていた場合は、産休中は利用できます。
専業主婦だった場合は、産前産後の一時保育ができる保育園があります。ただ、いきなりは預けられないので早めの準備が必要です。
送り迎えは最初の頃はママができません。パパが行くか、知人に頼んだり、ファミリーサポートに依頼が可能であれば検討を。
上の子にとっても赤ちゃんの誕生は大きな出来事です。様子をみながら登園してみてください。
まとめ
産後の手伝いが頼めない時のヒントを5つ挙げてみましたが、まずは、手伝ってもらえる人を探してください。人の手があると助かりますし、安心できます。それと準備は早めに取りかかりましょう。時間がある方が選択の幅が広がります。
子育て中は自分の時間がなかなか取れません。子育て中は自分たちにとって何が大切かをよく考えてみましょう。することよりしないこと、しないでいいことを考えるよい機会となります。