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2人目の子育て
上の子の赤ちゃん返りが心配、困っているという2人目のママの子育てについての悩みをよく聞きます。
特に2週間健診の時に、上の子が赤ちゃん返りしたら、上の子に手がかかって赤ちゃんのお世話ができない、あるいはもうできていないからどうしようというもの。
それだけ真剣に、一生懸命に子育てをしているとも言えます。
でも、このままではうつになるまで、追い込まれるかもしれないと感じる時には、一度立ち止まって、振り返っていく必要がある時です。
わたしも経験しました。
子どもが2人になるってことは、子育てが2倍ではなくって、5倍くらいになるってこと。
赤ちゃんや幼児といっても1人の人間です。同じようには動いてくれないし、ましてや、こっちの言うことなんか聞いてもくれません。同時に別々の要求なんか聞いてられないよと何度思ったことか。
と、これは、お世話する人の言い分。
上の子どもはどう思っているか、考えたことありますか?
多分ですよ。はじめて見る赤ちゃんに、
「誰、その子?」
「何でその子ばっかり抱っこするの?」
「パパやおじいちゃん、おばあちゃんまでその子に夢中なの?」
「もっとこっちを向いて! 遊んで!」
「抱っこして!」
「わ〜ん」
そんなことを思っているのではないでしょうか?
特に、3歳になったばかりまでの子どもは、まだ言葉でその思いを伝えることができません。
だから、ママたちの気を惹くために、その子ができるすべての手段を使って伝えにきているのです。
まずは上の子を安心させてあげてください。
声をかけたり、遊んであげたり、抱っこしたり。
自分が愛されていることが分かれば、赤ちゃん返りは終了します。
赤ちゃんのお世話で、そんな時間はない場合には、パパやおじいちゃん、おばあちゃんたちに今までよりもっと手伝ってもらったりすることもいいし、
上の子どもにオムツやお尻拭きを取ってもらったり、赤ちゃんのお世話を遊び感覚でするのもありです。
子どもはママが大好きなので、お願いしたらやってくれますよ。
「ママは産後なので動けません」と言って、子どもにいろんな物を取ってきてもらっているというママもいました。
赤ちゃんの誕生は、上の子どもにとっては危機的状態です。でも、時間がたてば、「赤ちゃん、いつからいる?ずっと一緒にいる」と思えるようになるものです。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ、快、不快しかわからない時期です。今のうちにしっかり上の子どもを可愛がってあげましょう。
もちろん、無理しない程度で大丈夫です。
それでもダメなら、短時間でも他の人に子どもを預けて、しっかり休息をとりましょう。
あなたの笑顔でみんなが元気になりますから。