【蓮ノ空】2024年度活動記録 第8話 『Not a marionette』振り返り、感想&考察

まずはじめに、感想書いてる途中で3rdと個人戦とサークル戦が始まりました。眠いです。公開が遅れたのはそのせいです。楽しかったですありがとう蓮ノ空。みんなライグラお疲れ様でした!
(って思ってるうちに12月個人戦もやってます)

そして書いてるうちに文章がぐちゃぐちゃになりましたのでその点を理解した上で読んでください!内容は詰まってると思います!



「活動記録」2024年度 第8話 『Not a marionette』
綴理、DOLLCHESTRA、そして蓮ノ空にとっての重要な回になりましたね

前々から、DOLLCHESTRAがどうラブライブ!の大会に向かっていくのかが気になっていたんですが、ラブライブ!ではなく卒業と向き合う回になりました






正直ここまでの活動記録からDOLLCHESTRA(夕霧綴理)がラブライブ!優勝を目指す意味というものが薄かった気がしてたんです


スリーズブーケは言わずもがなラブライブ!優勝を一貫して強く目指しています
みらくらぱーくも世界中を夢中にさせる、ラブライブ!優勝したほうがもっと楽しい


と、ラブライブ!優勝を目指す理由がちゃんとありました
(みらぱはもしかしてさらに深掘りがあるか??ただ9話が12月とするとラブライブ!に向かう全員回っぽい?)
追記:12月の活動記録はめぐちゃん回っぽいですね楽しみです(note公開日の今日)



ですがDOLLCHESTRAには明確な理由が無かったと思うんです

昨年の沙知先輩がさやかちゃんに試練を与えたように、スクールアイドルの夕霧綴理がどう優勝に向かい決意を固めるかが描かれると思っていました

ですがその予想は良い意味で外れていました



第8話のタイトル「Not a marionette」直訳では「操り人形ではない」となります
そしてこの言葉はAWOKE冒頭の歌詞でもあります
AWOKEは目覚め、綴理の目覚めと操り人形についても触れていきます

Part1
ラブライブ!地区予選突破から始まります。

地区予選突破を喜ぶクラブのみんなを見て今が一番楽しいと自分の一番好きな景色を眺めている綴理。


シーンが変わり寮での出来事
お隣さんが早期卒業して空っぽになる部屋。

綴理は空っぽの部屋を見て、蓮ノ空からの卒業が迫っていることを思う。

今の楽しい時間が残り少ないこと、夢だったスクールアイドルの時間が、残されていないこと。


綴理の一番好きな芸術「スクールアイドル」
手にした夢の時間はもう多くはありません。


次のシーンは部室
さやかちゃんを中心に書類を処理しているようです。
徒町が右から、花帆ちゃんが左から読み上げることでさやかちゃんの書類処理速度を3倍にして乗り越えるシーン
すずかほ好きです。


これからラブライブ!地方予選、決勝大会と忙しいのでこのタイミングでやることを終わらせておかないと大会直前で時間を取られてしまうことになります。


そこに綴理の元お世話役、梢先輩がやってきます。
綴理の進路調査票が未提出とのこと。

卒業後の進路、手にした夢の前で、非情にも終わったあとのことを考えなくてはならない。

そして綴理は「ボクはここから離れたくない」と言います
ですがすぐに「なんでもないや」と、
自分でも正しくないことを言ってるのはわかっている綴理

小鈴は卒業してほしくないと真っ直ぐに自分の気持ちを伝えます。

(私は小鈴ちゃんの素直さが時に人を壊してしまうのではないかと思ってしまいました)
(小鈴ちゃんに後輩ができたとき、悩む後輩のために寄り添ってどこまでも堕ちてしまうのではないかとも思ってしまったのですがそれは私の勝手な妄想)


それと花帆ちゃん、梢先輩を見ながら綴理先輩にもずっといてほしいと言います。
花帆ちゃんは梢先輩の覚悟をわかっているので控えめな感じですね。

最後に姫芽ちゃん、るりめぐは永遠 離れ離れは絶対いや
(ここからるりめぐの曲を伝統曲として受け継いでいくーーーと、3rdのド!ド!ド!にまで繋がってるんでしょうか?深すぎる、やはり蓮ノ空、恐ろしいコンテンツ)


後輩達の声が出たあと、梢も寂しいのか綴理が聞いています。
梢先輩は当たり前すぎて口に出すのは恥ずかしいとのことですが寂しいと言います。

梢先輩はやはり覚悟を決めているのでそこからの進展はありません。
ラブライブ!に全てを賭けてここにいる乙宗梢の回はここではないということです。
(この梢先輩の気持ち、個人的には少しわかるんですよね。多分、ありがとうの言葉は別れの挨拶のようで口に出せない性格 って感じ??)(共感できる方いますかね?)



そしてさやかちゃんが話を進めます。
綴理先輩の将来について、やってみたいことを探すことになります。

綴理は「その方が、いいんだね」と
1番のやりたいことが終わったら何をするか、手にした夢を手離し、何をするのか。

綴理にとっては、「正しさ」が「手にした夢」から自分を遠ざけられているように感じたのだと思います。




Part2

部室を後にした綴理
廊下を歩いていると進路相談?を終えた慈が現れます
綴理は慈に「ちょっと聞いてほしい」 と

めぐちゃん、女神

「ボクは……ずっと、あの景色を見ていたいんだ。」
夕霧綴理のやりたいこと、スクールアイドルの景色。
言い換えると「手にした夢の景色を手離したくない」ってことですかね。

それに対し慈は、綴理なら大丈夫と言います。


3年生の梢、慈は綴理の寂しい気持ちもわかった上で前へ進むための言葉をかけていますね。
ただ、スクールアイドルを手離すことへの感情を動かす言葉にはなりません。

書いてて、ここが少し難しいと思ったんですが、
梢、慈の場合
卒業や進路を考える=スクールアイドルが終わった未来を考える→仲間達と離れる寂しさや悲しさ
などに繋がっているんですが、

綴理の場合は
卒業や進路のことを考える=スクールアイドルを手離さなくてはいけない→非情さや残酷さ
になっているんですよね
(DOLLCHESTRA成分ましましですね)

(ただ梢の場合、寂しさ悲しさは全て覚悟の裏に隠しています。梢の感情はラブライブ!が終わってから描かれるのでしょう。この物語全てを背負ってるんですよ乙宗梢。だからこそ今じゃないし、重たいものを背負わせてる脚本は強気だと思うし、蓮ノ空の強みでもあるし、私の好きなところでもある。)


ちょっと脱線しましたが、上記の感情から、綴理は
「そういうもの、なんだね。じゃあそうしようかな。」
と自分の感情をそういうものとしてしまいます。

慈は綴理がちゃんと前を向けていないことに気が付いているようですがかける言葉が見当たらないようでした。


場面が変わって職業体験 (ここは重要なシーンは少ないか?)

徒町はだめだったようです。
綴理自身でも色々探して、寮母さんから役所のお仕事をもらってきました。
吟子ちゃんからも知り合いのお店のお手伝いがあるみたいです。




Part3

市役所 つづさやお仕事編
ちゃっかりさやかちゃんがいます

お仕事はすぐに終わりましたが報告書がうまく書けず、できないことは全然まったくできないと……

「ボクは、できなそうだって分かると……
みんなに申し訳なくなって、指先まで凍るんだ……。」
ここ、綴理の性格を直接的に表現している珍しい描写です

(別の話になりますが、蓮ノ空のキャラの背景設定はかなり細かく設定されていると感じます。必要なものだけ物語に登場していますが、出てきていない設定もキャラの行動や心境からにじみ出ている気がする)


そんな中綴理は大変そうな人を見かけます

「ボクにはきょうだいとかいないから。
ほんとのところの大変さは分からないけどさ。
でも、支えきれないならそう言っていいんだよ。
こどももきっと、自分が負担になってると思うと……つらいはずだ。」
「ボクは少なくとも、親に大変そうな顔で『忙しくてごめん』って言われると、ボクのせいかなって思ってたから。
あなたには、元気でいてほしい。」

(これは幼少期の綴理でしょうか)(両親は仕事?などで大変で、自分のわがままは両親を困らせる。自分が負担にならないように、ひとりぼっちの自分を押し殺してきた過去が……までいくと妄想半分なのでやめましょう)


そのまま色んな人の相談を聞いています

それを見たさやかちゃんはちゃんとできることもあると安心しているようです。
自分がいなくても綴理先輩は大丈夫だと。




Part4

吟子ちゃんが持ってきてくれたお仕事ですね
はい徒町が可愛い

持ち前の感性で大人気の綴理

続いて近江町市場
れいかさんも綴理の成長を感じているようです

綴理は「みんなのために、頑張るのは楽しいんだ。」と




Part5
職業体験が終わり、部室に戻ります。

梢「卒業したくない……その気持ちは分かるけれど、綴理も心持ちひとつでまっすぐ進めるはずなのよね。」
慈「綴理は心配いらないよ。ちょっと思い詰めちゃうところがあるだけでさ。」
こずめぐの言葉があたたかい

綴理の手離したくない今はきっとこの状況も含まれていると思うと切なくなります。


進路希望調査票には親のハンコが必要
綴理の親は朝まで帰ってこれないようです

蓮ノ空スクールアイドルクラブのグループチャットがあたたかい。
『みんなのおかげで、夜を越えられそうです。』
この一文、寂しさから守ってくれるみんなに向けた言葉で、ジョーク混じってないんですよね。

入学からの写真を見返す綴理。
写真が増えるということは、スクールアイドルとしての時間が減っているということ。思い出は優しく、将来は残酷だ。

今、綴理をひとりぼっちにしたのは進路希望調査票だった。


場面が変わり部室の大掃除
ぱたぱた瑠璃ちゃん可愛い


綴理は昨日の夜、優しい思い出を見ながら眠りについたのでしょう。
職業体験でみんなのために頑張るのは楽しいという思いとは別に、スクールアイドルを、大好きなこの場所から離れたくない気持ちが大きくなっているようです。

ぺきんだっくをどうするかと慈に聞かれると感情が振れて、「ここにいたい、卒業したくない」と部室を飛び出しました。

Part2のとき、言葉が出なかった慈はDOLLCHESTRAに任せようと後を託します。



Part6
飛び出した綴理とDOLLCHESTRA

小鈴の気持ちは、綴理と一緒。
ずっと一緒にいたい、真っ直ぐその気持ちで綴理先輩を笑顔にしたい。何ができるか分からないのはこれまでと同じ。小鈴はここまでの自分を信じて綴理に駆け寄りました。

綴理の夢、スクールアイドル。
「中学までのボクは、言われるがままに、独りでただ踊っていただけだったから。
苦しいと思っているだけなのに、それがすごいって、ボクにもよくわからないところで持ち上げられて……ずっと独り。」
ここが綴理の操り人形ですね。スクールアイドルになることは、操り人形ではない綴理自信になることだったのかなと思います。

だからこそスクールアイドルになれたこの場所と、なにより仲間が大好きだった。叶えた夢の時間はもう少ない。
小鈴が言ったように、時間が止まれば、それは永遠の覚めない夢。



そこにさやかちゃんがきます。



綴理に引っかかっているものが

スクールアイドルじゃなくなることが怖かったーーー
今の自分自身が無くなってしまうのが怖かった

のであれば、職業体験を通して(スクールアイドル以外に)綴理にもできることがある。これまでの経験を通して夕霧綴理という人間はしっかりとそこにいる、自信を持って前に進むことができると確信していた。

でも違った。綴理が怖かったものは、ここを離れること。
時間が過ぎればスクールアイドルはこの場所から去っていく。
去年の沙知先輩のように。(Part5での思い出を振り返るシーン、沙知先輩の写真を見た綴理は寂しそうにしていましたね。)


時間が止まってくれることはない、あたたかい夢の中にずっと居続けることはできない。


夢を失った綴理が、壊れて消えてしまわないように。
さやかは綴理先輩の幸せを一番に願っている。

たとえ自分がいなくなっても、綴理には幸せになってほしい。
時間は過ぎていく、未来に何があるか分からない。
それでも綴理が幸せであってほしい。
時間に押しつぶされて消えて欲しくない。


ですが綴理は、「それならなおさら一緒に居ようよ……。」と
永遠を、夢の中への停滞を願います。

ですが時間が流れる限り、それは出来ません。



「みんなと離れても幸せなんて。
ボクにそんな力はない。
ないよ……。」

このタイミングで綴理は
「ボクは、これから……ボク自身を幸せにしなきゃいけないんだ。」と何かに気が付きます。

正直このシーンは解釈の取り方がかなり難しい場面なのですが細かい解釈は置いておいて、綴理はこの時、前に進むための手がかりを掴んだのだと思います。



Part7

第二音楽堂 八重咲ステージ
ここで綴理のビッグボイス選手権が開催されました。

抱えたままでは居られない気持ちを、吐き出す機会。
「正しさ」は関係なく、自分の気持ちを伝えることなのでしょう。

色々な未練や気持ちを吐き出して前に進むための機会。
卒業と向き合う意味合いが強いですが、ラブライブ!の大会に未練を引っ張らないようにするための機会でもありますね。

小鈴から始まり、花帆、姫芽、瑠璃乃と続きます
(みらぱのビッグボイス選手権には続きがあります。お散歩日記慈編を読みましょう。)
(参加しなかっためぐちゃんの気持ちと、るりちゃんの気持ち。2人だけのビッグボイス選手権。)
みらぱの2面性がビッグボイス選手権にも表れて居るんですよ!しかも実質有料コンテンツであるお散歩日記に隠されたのです。活動記録で誰でも見ることができる外向けのみらぱとお散歩日記に隠された内側の気持ち。これはみらぱ推しじゃなくても必見!手を伸ばせば手に入ります!お散歩日記!
(みらぱの気持ちは2人だけのものにするってのがみらぱ解釈一致すぎて横転)


そうして綴理の番が回ってきます。
Part6までの綴理の気持ち、大好きなみんなと離れることが未練だった。そしてありがとうと大好きをみんなに伝えました。

ここで出てきた、「錨」錨は船が流されないように留めて置くためのものです。前に進む事を船旅として表されています。

ここで綴理は未来に進むことを船旅で表現しました。
ここに留まっていたいという気持ちからの表現でしょう。
(それとDOLLCHESTRAの曲の歌詞には度々「旅」という言葉が出てきますね。)

私はPart6で、離れたくない、時間を止めることを「覚めない夢」と表現しました。これはスクールアイドルが綴理の夢だったことからの表現なのですが、夢で例えると未来に進むことは「夢が覚める」と表現できます。そう、AWOKE「目覚め」です。

ビッグボイス選手権、最後にもう一人。
さやかちゃんです。Part6では伝えられなかった「正しさ」ではない一番の気持ち。


Part9

旅の終わり ではなく旅の始まりの準備です。
お片付けのシーン。お片付けのシーンがあることにも意味があるようですね。
一番の気持ちを含めてお片付けってことなのかもしれません。


綴理が気づいたこと、「卒業どころじゃなく、明日どうなってるかもわからない」これはさやかちゃんから。
そして小鈴ちゃんからは「目の前のことに、全力になろう」「自分で、自分のために、頑張ってみよう」

残酷な時間に流されるのではなく、自分から前に進むために必要な気づきなのだと思います。


シーンが変わって夜
進路希望調査票を持っている綴理。
やってきためぐちゃん。

慈から綴理に対してのビッグボイス選手権。
102期での事と、未来へ向かう綴理への祝福ですね。


シーンが変わっておそらく遠征ライブのアンコールが終わったところですね。
このシーンはバアドケージのカードイラストのシーンです。

「夕霧綴理であって、スクールアイドルじゃない。」
このセリフ、結局誰からの言葉だったのかは明言は無かったですよね??
そうなると審査員とか泉さんみたいな人からの言葉だったのかもしれません。

気がついたらスクールアイドル、、、シュレディンガーの綴理ですね。



綴理の旅はきっと卒業から始まるのでしょう。
この回はそのための準備をする回。
ラブライブ!の大会に挑む綴理とDOLLCHESTRAにとって今回の出来事は大きな力になってくれると思います。

あと終始大人しかった梢先輩にはスクールアイドルクラブの全てを背負って話が進む回がありそうです。きっとラブライブ!の大会後、、、なのか?卒業前の可能性も??


ちょっとしたまとめ
note初めて書きました。見出しとか付けたいんですけど時間がないので後日やります。9話公開前に滑り込みでnote公開します!
それと文字を書くのもほとんどやったことがないので全体的に文章はぐちゃぐちゃです。(ただ内容はしっかり詰め込めたと思うのでこれでいいかなと思います。)

そのうち時間があれば修正とかするかも?活動記録のスクショとか付けたい、、、
(ラブライブ!2025年問題があるので望み薄。特に蓮ノ空は今が一番大切な時期ですからね。)

9話noteは書くか未定。



ああああと!ここまで読んでくれてありがとうございます!

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