自衛隊におけるハンコ廃止について

お疲れ様です。

現在、脱ハンコが進んでおりますが…

結論から言うと…

今は反対です。

なぜか…

自衛隊は全て
文書(命令)に基づいて行動しています。

あなたが目にする車両も全て
ディスパッチという
文書を根拠に稼働しています。

そのディスパッチには
所属長のハンコが押印されています。

実は…
そのハンコのほとんどは
預かり印で稼働されています。

もし、預かり印がなければ
緊急で車両を動かしたい場合に
所属長のサインを得る必要が発生します。

所属長は、様々な部署を管理しているため
いつでも時間がある訳ではありません。

もし、
会議中にサインを求めた場合、
所属長が
会議を止めるほどの緊急性でないと
判断した際には
会議の出席者に迷惑をかけることとなります。

所属長クラスや官僚クラス以上の方であれば
印鑑を持ち歩く必要ないため
利便性は向上すると思いますが
現場レベルでは様々な弊害が発生することでしょう。

今後、
ハンコの廃止が決定したならば
全ての文書規則が改正されます。

その際の合議、決裁が
ハンコなのかサインなのか
はたまた電子決裁なのかが気になるところです。

一方で
脱ハンコを実行していく中で
PDCAサイクルを回し
より効率が向上する可能性もあります。

という訳で
私は脱ハンコに関しては
現在は反対です。

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