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「おしりを鍛えて健康長寿!」

今はコロナ禍で座る時間が長く、自然におしりにも負担がかかっています。おしりの筋肉は体の中で最大最強の筋肉で、残念なことに大変弱くなりやすい性質を持っているとか。

【おしりの筋肉の働き】

*関節を守る:股関節や膝関節、背骨の関節を安定させ、衝撃を吸収し守ってくれます。

*体を支える:上半身が前に倒れないように体全体をまっすぐに維持する働きをサポートします。

*バランスをとる:おしりの筋肉が股関節を安定させることで、上半身の安定性が保たれ、下半身においては足関節と協力して全身がより安定します。弱くなると体を垂直に保つことや、横に傾けずに水平に保つことができなくなります。

それではウオーキングすればよいのかというと、それにより股関節や膝関節を痛めている方も多いのです。それはなぜかというと、おしりの筋肉が活用されていないためで、地面からの衝撃と自分の体重の負担を股関節で吸収できず、膝関節が肩変わりしているからです。

おしりの筋肉を活用するためには、骨盤が適度に前に傾いていることが重要で(生理的湾曲)、日本人は反対に後傾ぎみの方が多いのです。ですからまずはウオーキングを始める前に、おしりの筋肉を使えるように、腸腰筋を鍛えることがポイントです。(詳細はとっておき情報にて)

おしりは年齢に関係なく鍛えることができるので安心して下さい。おしりの筋肉が弱ると骨盤や仙腸関節・股関節がひいては体全体まで不安定になり、座っていてもたっていても背骨に負担がかかり、それが腰へとつながっていきます。おしりを鍛えることで腰に負担の少ない正しい姿勢が保たれ、それが腰痛予防にもなるのです。《おしりエクササイズ》等詳細は『とっておき情報4月号』をご覧ください。

*骨盤の歪みもおしりの筋肉を弱めてしまう原因の一つです。しっかりと整体で整えていきましょう!!

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