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志の根っこと向き合う(キャリア編)

さて40代の青春漂流記4本目はこれまでの健康編とは打って変わってキャリアに関する漂流記を綴りたいと思います。私のキャリアの中でも大きな転機となった「志探索ワークショップ」をご紹介します。(決してスピリチュアルな内容ではありません。特にスピリチュアルな世界を否定するわけではありませんが汗)

志探索ワークショップとは/参加経緯

志探索ワークショップとは「自身がやりたい、成し遂げたい事」を内省し、第三者がいるグループの前で言語化しながらフィードバックをもらう会でした。ここでポイントとなるルールは周囲の人はプレゼンターの発した内容を決して否定してはいけない事。あくまでその人の内省/悩みに向き合いその解決となる助言に徹する事でした。

ワークショップで発表した資料の表紙

元々Adobeにいた頃にグロービスに通っていたという共通点も持つ同僚から紹介され、当時ライフネット生命に務めていた方がライフワーク?として開催する会にまずは視聴者側として参加した事がきっかけでした。
当時、そこそこの年収を頂き家族満足も高い中でライフワークバランスのとれた超ホワイトな環境で充実?!していながらも心のどこかで物足りなさを感じ、周囲に漏らしていた中だったので、反射的に「第二回のスピーカー」へ立候補しました。

アジェンダ

特に決まったアジェンダはなく持ち時間10分とかで自分のやりたい事やそこでの苦悩を吐露していきます。

  1. 何をやりたいのか?

  2. 何故やりたいのか?

    1. 原体験①過去

    2. 原体験②現在

    3. 原体験③未来の子どもに体験してほしい事

  3. その結果、何を実現したいのか?

  4. 現状の悩み

本当はそのまま当時の資料をアップしたいのですが、ちょっとまだ恥ずかしいので今回は割愛させてください(どこかで公開するかも)

そこで得たもの

当初のルールとはちょっと異なるアドバイスや否定もちょっとあった事は正直伝えますが、大半の方が傾聴して下さり、私のやりたい事に賛同ないしは応援するスタンスだったため、自己肯定感が爆上がりする会でした。
勿論、当日のフィードバックもためになるのですが、何よりこの会に向けて内省し、つたない言葉ではありながらも自身が「何故」それをやりたいのかを反芻する事が出来たことは、その後の自身のキャリアを考える上での揺るぎない軸となりました。(恐らくこういった内省は学生時代の自己分析で皆さんされるのかもしれませんが、私はなにぶん、大学中退でバイト先にそのまま就職した人なのでwww)

ただ結婚、出産を経て40代を迎える方の中にはこの後の人生の中で成し遂げたい事、自分以外の何かに利他的な活動をしたいという願望が沸々と枠らしいです(私調べ)。
だから転職がしにくくなる40代を前に30代後半時点で(もっと前の方がいいかも)再度、内省を行い自分の人生で成し遂げたい事にピュアに向き合う時間を作る事をお勧めします。

なおこのワークショップの3年後に実父を亡くす経験を経て、より一層、この思いは強くなりました。その時の思いなどはビズリーチさんに記事化してもらったので良ければご覧ください。

顔パンパン!この頃が一番肥えてましたw

今後について

最後?!の転職(スタートアップ→東急)をする際に「人生後半の戦略書」を拝読した際に人は各年代で伸びるスキルが異なり、40→50代に向かうにあたりピークアウトしていく能力がある事も知りました。

また実父が思ったよりも早く亡くなった事がきっかけで人生の残り時間が意外と短いことを痛感。そんな背景もあって残りの40代では時間を意識しつつ、自らの満足、我が子の人生が豊かになる事、我が子の周辺も豊かになる事と少しずつその輪を拡大しつつも、手の届く範囲で周囲の方の生活が豊かになる様な手触り感のある仕事に自分のリソースを割きたいと思います。

ちょっと抽象度が高い表現となりましたが、現在所属している東急内のDXチーム「URBANHACKS」ではそういったテクノロジーで街を豊かにしていく活動をしています。マーケターとして私はこのチームに所属していますが、自身の原体験とも結びつけながら、忙しい30-40代の現役世代の方の健康・教育/子育て・キャリア・資産管理といった大切だけど後回しにしがちな事と向き合っていく所存です。既存事業のアップデートや新規事業などなど。

この辺りもう少し話せるようになったら詳しく書きます汗

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