
「国民年金保険料ゼロ円にして、国民年金満額を支給する案」を行うと、厚生年金保険料も安くなるのか
上記の続きです。
「厚生年金の積立金を国民年金の底上げに活用する案」に対し、厚生年金加入者からは、「厚生年金の積立金は厚生年金に使ってほしい」との異論も出ているようです。
しかし、国民年金(基礎年金とも言う)は厚生年金の一階部分ですから、厚生年金の中には国民年金も混ぜてありますので、国民年金の底上げが起これば、基本的には厚生年金受給者の年金額も増えるわけで、他人が得するだけの話ではないようです。
それでも「厚生年金の積立金は厚生年金に使ってほしい」という方には、別記事でご紹介した「国民年金保険料をゼロ円にして、国民年金満額を支給する案」はどうでしょうか。
ここからは私の想像ですが・・・
「国民年金保険料をゼロ円にして、国民年金満額を支給する案」という事は、厚生年金の一階部分・基礎年金部分に相当する厚生年金保険料も払う必要がなくなるのではないでしょうか。
つまり、私の誤解でなければ「厚生年金受給額はそのままで、厚生年金保険料が安くなる」可能性があるように思います。手取りが増えるのです。ならば、それで個人年金に入って年金額を増やすことも出来そうです。
その通りなら、「国民年金保険料をゼロ円にして、国民年金満額を支給する案」は、国民年金の1号被保険者だけの話ではなく、厚生年金加入者も得する⁉話なのかもしれません。
( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)