レセコン

レセコン対決 コスパ最高はこれ!

以前購入の際に検討してまとめたものです。

開業時から使っているレセコンはあったのですが、保守期間が終わり、また60万くらい払って再購入しないといけないと言われたので、

他のレセコンも比較検討しようと思い、いくつかのレセコンの調査や見積りを取ったのでまとめてみました。

・東和ハイテック(H-One)
・ミニッツシステム開発(メディカルク)
・マキシー株式会社(THE 柔 プラス)
・日本システムクリエイト(ブースター)
・OAシステムシャープ(レセプトヘルパー)
・アップシステム(レセPro)
・SSB(三四郎)

以上の7つのレセコンをネットで見つけることができました。

とは言え、問い合わせをしてみてもリアクションがほぼなかったりして、早々に5つに絞られました。その5つを調べてみました。

【それぞれの当初のイメージ】

・東和ハイテック:全部入りで、多機能を重視するならココと会の人に言われ有力候補となりました。担当者も丁寧で熱心でした。
・日本システムクリエイト:担当者はちゃんと熱心で高そうな腕時計をしていましたし、きちんとした感じでした。
・OAシステムシャープ:「シャープ」と名前に付いているので大手家電メーカーがバックについているのかなと勝手に思っていました。担当には若い女の子がついてくれるようですが、質問するとその都度会社に確認を取るので時間がかかる。
・アップシステム:基本的にというかほぼネットでのやり取りだけで済む(ネットでしか対応しない)ようで、ネットには一番強い印象を持ちました。
・SSB:対応も速やかでまともな会社という感じでした。あまりガツガツくる感じではありませんでした。

問い合わせをおこなうと、一緒にパソコンやプリンター、レシートプリンター等をシステムで提供できますと言われ勧められますが、今回は最小限の構成である「レセコンソフト」と「年間保守料」だけの構成で値段と機能を比較することにしました。

情報をまとめて一覧にして驚いたのは、今回の購入で50万~80万程のお金を払うわけなんですが、いくつかのメーカーは数年すると保守期間が終わり、新ためて基本ソフトを再購入しないといけないという事でした。当然また50万~80万程のお金を払う事になります。

なので数年ごとに新設計のソフトを使えるというメリットはあります。しかし新設計を必要としていなくても毎回購入を強制されるのは抵抗感が強く、それに10年や20年という期間で考えると購入経費は結構な金額になってきます。またその際に新しい使い方を覚えるのは億劫だなと感じました。

なので5つの中から、事実上保守期間の終わらない以下の3つに絞り詳細の検討を続けることにしました。
①アップシステム(レセPro)
②日本システムクリエイト(ブースター)
③東和ハイテック(H-One)

【まずこの中で初期費用及び年間経費が低い順は】
①レセPro です。圧倒的です。
ソフト料:10万円
年間保守料:3万円

2番めは、
②ブースター
ソフト料:30万円
年間保守料:4.5万円

一番高いのは、
③H-One
ソフト料:40万円
年間保守料:5.8万円

(ソフト料は導入時の1回だけ、年間保守料は使い続ける限り初年度から毎年かかる経費。年間保守料という言い方はメーカーによって違う言い方をしていますが、意味合いは同じなので年間保守料と統一しました。)

【インストール方法 比較】
①レセProは他と違うので分かりやすく言うと、ネット上のソフトです。UIをインストールするだけという感じです。ソフトが常に最新の状態にキープされるし、患者データもネット上に保管されます。だから仮に急に院のPCが爆発しても、新しいPCを用意すれば、爆発前と同じように業務がそのまま継続できるメリットがある。
②と③はPCにインストールするタイプのソフトなので、患者データの保管場所やバックアップをきちんとしておかないと、もし使っているPCが急に壊れると大変なことになります。

【機能的面の比較】
①レセPro:一番機能が少ないです。バーコード印刷に対応していないし、タブレットでの使用や物販・確定申告・自費治療の入力項目はありません。
③H-One:会の人に多機能ならこれだと言われましたがバーコード印刷やタブレットへのインストールには対応していません。
②ブースター:意外に多機能でバーコード印刷やWindowsタブレットへのインストール、物販・確定申告・自費治療の入力も可能です。

【使用感】
物販や確定申告等は使えないけれども、そんなもの使えなくてもよいので、とにかく初期費用や毎年かかる費用の低い「①レセPro」で良いでしょう、と思っていました。ほぼ最終決断のつもりで実際にソフトを使ってみると、驚くほど反応がにぶい。

データを入力すると、少し止まってから次、データを入力すると、少し止まってから次。これでは患者さんが混んでいる時に入力してる暇ないんじゃない!?少なくとも速やかに対応はできない。

もしかして自分の使い方がおかしいだけなのか、と思って実際に使用している人に聞いてみたところ、「そうだよ、だから1日の終わりに全部打ち込んでいる」とか「週にまとめて打ち込んでいる」と言われた。

それでは自分の使い方からすると無理(ちょっと無理というくらい遅かった)ので、あえなく①レセProは脱落となりました。(回線速度の早い光回線なら違うかもしれないけど)
②ブースターと③H-Oneの操作性には問題ありませんでした。普通の、パソコンにインストールされたソフトの動きでした。



①アップシステム(レセPro)
②日本システムクリエイト(ブースター)
③東和ハイテック(H-One)
④OAシステムシャープ(レセプトヘルパー)
⑤SSB(三四郎)

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