骨盤帯の関節運動①
骨盤帯の関節運動①
<骨盤>
左右の寛骨、中央の仙骨の3つの骨から構成されており、後方で仙腸関節が、前方で恥骨結合が関節をなす。
通常は半関節に分類されるが生体では3mm程度の可動、4度の角運動があると言われている。
仙骨には様々な運動軸が存在するが、計3箇所で結合していること、股関節からの荷重を腰椎に伝える役割を考慮して斜軸(ダイアゴナル軸)について記載する。
<仙骨の斜軸>
仙骨の動きについて仙骨には大きく垂直軸と横軸が存在し、2つの軸上の運動を複合すると斜軸上の動きになる。
左右の寛骨はこの斜軸上の動きに合わせて前方、後方への回旋をおこし、関節を安定させ最適な荷重を生み出す。
⇒実技
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