副業を始めるなら最初の仕事選びを間違えないことだ
副業ブームの現実「好きを仕事に」「趣味の延長」はうまくいかない方が多い
「失敗しない副業は何ですか?」とある時、セミナーで質問された。
断言しよう。
今までやったことがない、「楽しそうで、ラクそうな、輝いている仕事」を最初に選ぶと、だいたい失敗する。
それなのに、会社員の9割以上が「今やっている仕事とは別のことで将来起業したい」「副業から始めて今の仕事を辞めたい」と希望しているという。
気持ちはわかる。
ただ、やったことがない仕事でいきなりお金を稼ごうとしても、残念ながらすごく時間がかかることを承知の上だろうか。
そこを覚悟しておかないと、たいていは途中で嫌になって投げ出してしまうことになる。
順番を変えるだけで副業の成功率は高まる
失敗したくないなら「今すぐできること」で「誰かの役に立つこと」から始めることだ。
中でも、代行業は、一番確実な副業である。
誰かがやって欲しいことがあって、あなたがそれを代わりに行う。「お金を払ってでもそれをあなたにやって欲しい」と思われれば、それだけで副業は成立する。
それが、あなたの得意なことなら、なおいい。
先にプチ成功体験を積む。好きな仕事はその次に始める
「早いうちに小さな結果を出す」
これが、副業を軌道に乗せる近道だ。
だからまず代行業でお客様を満足させて、お金をもらうという体験を積もう。すると少しずつ「仕事をフリーで請け負う」ということが肌感覚でわかってくる。
今は、スキルシェアという方法もあるし、様々なサイトで代行業を探すことができる。知人や昔の友人に声をかけてもいい。とにかく、数をこなして「受発注」に慣れるのだ。
自分にできる仕事があるか心配?
だいじょうぶ。
難しく考えず、あなたが今できることで、役に立てる人を探そう。
14歳の私がやっていた代行業は、代筆屋
私も過去、たくさんの代行業をしてきた。
14歳で家出をし、知人の会社にお世話になっていた時は、できることは何でもやった。
当時、私は書道を習っていて字が上手かったので、手書きのお手紙書き、文章の清書、挨拶状やお礼状の代筆、あて名書きなど「文章や文字を誰かの代わりに書くこと」を代行していた。
その頃はまだパソコンはなかったので、ワープロで文章を仕上げたり、文章例の本を見て、お客様に出す案内の文章を作成したこともあった。
やってみろと言われて、見よう見まねでお店のPOPも作った。
自分の作ったPOPが納得のいかない出来だったので、毎日本屋さんやお土産屋さんに出かけては、ひそかに研究したものだ。
とにかくひたすらPOPを見に行って、気づいたことをメモし、自分なりに試行錯誤した。
すると、だんだんと売れるPOPが書けるようになってきた。
ここを追い出されたら行くところがない!
その頃の私は、仕事で成果を出すのに必死だった。
ここで役に立たない奴だと思われたら、アルバイトをクビになってしまう。
なにしろ、知人の同級生ということで、その親にお情けで雇ってもらっているのだ。14歳なんて、コネがなければ絶対にアルバイトだって雇ってもらえない歳だというのは、十分にわかっていた。
私はあまりにも無力で、できることは少なく、毎日生きることで精いっぱいだった。仕事をえり好みしてなんていられない。
あの学校には、絶対に絶対に戻りたくなかった。
だから、ここでがんばるしかなかったのだ。
「心を動かす」文章スキルは武器になる
結果として、その頃に試行錯誤しながらいろんな文章を書きまくったことが、私の底力になった。
会社員時代には、手紙やメールを書いて、20億の契約につながったこともある。
書くことが好きだからがんばれたんだろうって?
「文章が好き」「書くことが好き」
だなんて、今まで一度も思ったことなんかない。
「お前の文章はつまらない」と某有名ブロガーに目の前で言われたこともあるくらい、昔はひどい文章を書いていたし、今でも、書くことが好きかと聞かれたら「別に」と答えるだろう。
なのに、なぜ、好きでもない文章を書き続けられたのか?
それは、「心を動かす」文章が書ければ、絶対に自分の武器になると信じていたからだ。
私は、誰にも頼らずに、自分の力で、自由に生きていきたかった。
だから、とにかく書いて、書いて、書いて、書きまくった。
いつか、自分のゴミみたいな人生が、虹色の人生に塗り替えられることを夢見て。
あれから、時が過ぎ、今、私はほぼ理想の人生を生きている。
あれだけ試行錯誤した今だから言える真実。
それは、
「自分の力でお金を稼いだという経験を早く積むことが、副業成功の近道」
もし、あなたがこれから副業をしようと思っているなら、このことを忘れずに、一歩を踏み出して欲しい。
最初は、すぐにできる代行業から始めて、少しずつ、あなたが輝く仕事にシフトしていこう。
🔰14歳で「代行業」をしていた時のことはこちらで読めます▼
*この話は実話です。青山華子は、ビジネスネームです。
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