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質問の回答(01)

これは有料の質問への回答です。

質問

src/app/Components/UI/Bokksimage.tsxにて
Retunの<group>がtsの型エラーなってしまいます。
エラー:プロパティ 'group' は型 'JSX.IntrinsicElements' に存在しません。

②tscでコンパイルした際のファイル出力について
.next/types/app にlayout.tsとpage.tsが出力 types/distにtsconfig.tsbuildinfoが出力

Disフォルダにjsファイルが出力されると思っていたので、如何いう動きかご教授頂きたいです。

③.next/types/app/layout.tsで型エラーが出ます。
ホバーする箇所でにより複数のエラーが出ますので、詳細は実際に見て頂いて確認お願いします。
※②の内容と同じですが、そもそもこのファイルがどのようなものか分かっていません。

checkFields<Diff<{
default: Function
config?: {}
generateStaticParams?: Function
revalidate?: RevalidateRange<TEntry> | false
dynamic?: 'auto' | 'force-dynamic' | 'error' | 'force-static'
dynamicParams?: boolean
fetchCache?: 'auto' | 'force-no-store' | 'only-no-store' | 'default-no-store' | 'default-cache' | 'only-cache' | 'force-cache'
preferredRegion?: 'auto' | 'global' | 'home' | string | string[]
runtime?: 'nodejs' | 'experimental-edge' | 'edge'
maxDuration?: number

metadata?: any
generateMetadata?: Function
viewport?: any
generateViewport?: Function

}, TEntry, ''>>()

③src/app/layout.tsxにて
コメントアウトしているアニメーションに関する記述ですが、実装するとアニメーションの動きが意図したものと異なっています。
文面で説明するのは難しいので、実際に見て頂きたく存じます。

④npm run dev 実行でローカルサーバー立ち上げた際にリロードしないと画面表示されない(headerは表示されてます。恐らくpage.tsxの中の最上位のdivタグかと思います。)
リロードするまで下記がconsoleに表示されています。
Uncaught SyntaxError: Invalid or unexpected tokenUnderstand this errorAI
layout.js:28

Uncaught SyntaxError: Invalid or unexpected tokenUnderstand this errorAI:3000/favicon.ico:1

Failed to load resource: the server responded with a status of 404 (Not Found)

⑤データベースをfirestoreで実装していますが、MogoDBでに変更しようかなと思います。
Node.js最近少し触れたぐらいですので、詳しくないのですが、DB周辺の話を軽く聞きたいと思っています。

回答

① <group>がTypeScriptの型エラーになる問題

原因

<group> は、HTMLの標準要素Reactの標準コンポーネント ではありません。そのため、TypeScriptはこの要素を JSX.IntrinsicElements に存在しないと認識し、型エラーが発生します。

解決方法

  1. 正しいタグを使用する
    もしかすると、意図していたのは <g> (SVGグループ要素)か <div> などの標準タグかもしれません。確認して修正してみてください。

    1. return (
      <g>
      {/* SVGの中でグループ化する要素 */}
      </g>
      );

  2. カスタムコンポーネントとして定義する
    <group> がカスタムコンポーネントの場合、インポートのミスや命名ミスの可能性もあります。

    • 例: Group.tsx というファイルが存在する場合

      1. import Group from './Group';
        return (
        <Group>
        {/* 子要素 */}
        </Group>
        );

  3. 型定義を追加する
    <group> をどうしても使いたい場合、TypeScriptの型定義をカスタマイズすることも可能です。

    1. declare namespace JSX {
      interface IntrinsicElements {
      group: any;
      }
      }


② tscコンパイル後のファイル出力について

現象の理解

  • .next/types/app に layout.ts と page.ts が出力
    Next.jsプロジェクトで tsc を実行すると、通常のTypeScriptの出力ではなく、Next.js特有の型生成やキャッシュファイルが .next ディレクトリに生成されます。

  • types/dist に tsconfig.tsbuildinfo が出力
    これはTypeScriptの インクリメンタルビルド を有効にしている場合に生成されるファイルです。これにより、再コンパイル時のパフォーマンスが向上します。

.next ディレクトリの構造

  • .next/types/app/layout.ts:
    これは App Router(appディレクトリベースのルーティング)用の型情報です。開発中に自動生成され、コンポーネントやページの型チェックを支援します。

  • types/dist/tsconfig.tsbuildinfo:
    TypeScriptの ビルドキャッシュファイル です。直接編集することはなく、主に tsc のビルド効率化に使用されます。

期待していた .js ファイルが出力されない理由

  • 通常、tsc で .js ファイルを生成する場合、tsconfig.json の設定によって 出力先 (outDir) が指定されます。

  • しかし、Next.jsは独自のビルドシステム(next build)を使用しているため、tsc 単体でのコンパイルでは期待通りの .js ファイルが出力されません。

解決策

  1. Next.jsのビルドコマンドを使用する
    .js ファイルを生成したい場合は tsc ではなく、以下のコマンドを使用します。

    1. npm run build

  2. tsconfig.jsonの確認
    outDir が適切に設定されているか確認します。

    1. {
      "compilerOptions": {
      "outDir": "./dist",
      "incremental": true
      }
      }


③ .next/types/app/layout.tsでの型エラー

.next/types/app/layout.tsとは?

  • これはNext.jsが内部的に生成する型情報ファイルで、App Routerの型推論に使われます。

  • 直接編集するものではありませんが、プロジェクト全体の型定義に影響を与えるため、型エラーはプロジェクト設定や依存関係に問題があることを示しています。

考えられる原因

  1. TypeScriptのバージョン互換性
    Next.jsのバージョンとTypeScriptのバージョンが一致していない場合、型エラーが発生することがあります。

  2. 依存パッケージの型定義の不一致
    @types/react などの型定義パッケージのバージョンが古い、または不一致になっている可能性があります。

  3. tsconfig.jsonの設定ミス
    型の解決パスが正しく設定されていない場合、エラーが発生することがあります。

対処方法

  1. 依存関係の更新

    1. npm install typescript@latest @types/react@latest @types/node@latest

  2. tsconfig.jsonの確認

    1. {
      "compilerOptions": {
      "strict": true,
      "baseUrl": ".",
      "paths": {
      "@/": ["src/"]
      }
      }
      }

  3. 型エラーの無視(最終手段) どうしても解決しない場合、一時的にエラーを無視する設定も可能です。

    1. {
      "compilerOptions": {
      "skipLibCheck": true
      }
      }


④ npm run dev実行時にリロードしないと画面が表示されない問題

現象の理解

  • Uncaught SyntaxError: Invalid or unexpected token
    これは通常、JavaScriptファイルの中に予期しない文字が含まれている場合に発生します。特に、layout.js:28 で発生していることから、src/app/layout.tsx に問題がある可能性が高いです。

考えられる原因と対処法

  1. ファイルのエンコーディングミス
    ファイルがUTF-8以外のエンコーディングで保存されている場合、特殊文字が原因でエラーが発生することがあります。

    • 対策: エディタでファイルのエンコーディングをUTF-8に変更して保存。

  2. JSX内の構文ミス
    JSX内で閉じ忘れたタグや、意図しない文字列の挿入が原因かもしれません。

    • 対策: layout.tsx の28行目付近を確認し、構文ミスがないかチェック。

  3. キャッシュの問題
    Next.jsのビルドキャッシュが原因でエラーが発生することもあります。

    • 対策:

      1. rm -rf .next
        npm run dev


⑤ FirestoreからMongoDBへのデータベース移行について

FirestoreとMongoDBの違い

特徴FirestoreMongoDBデータモデルドキュメント指向(ネストされたJSON構造)ドキュメント指向(BSON形式)スケーラビリティ自動スケーリング手動設定(Atlasで自動化も可能)クエリ限定的(インデックスが必要)柔軟で複雑なクエリも可能トランザクション限定的(複数ドキュメントに制限あり)複雑なトランザクションに対応ホスティングFirebaseプラットフォームMongoDB Atlasやローカルサーバーリアルタイム更新ネイティブサポートchange streams を利用

MongoDBへの移行手順

  1. MongoDBのセットアップ

    • ローカル環境:

      1. brew tap mongodb/brew
        brew install mongodb-community@6.0
        brew services start mongodb-community

    • MongoDB Atlas(クラウドサービス)を利用する場合はアカウントを作成し、クラスタを設定します。

  2. MongoDB用のライブラリをインストール

    1. npm install mongoose

  3. 基本的な接続設定

    1. import mongoose from 'mongoose';
      const connectDB = async () => {
      try {
      await mongoose.connect('mongodb://localhost:27017/your_db', {
      useNewUrlParser: true,
      useUnifiedTopology: true,
      });
      console.log('MongoDB connected!');
      } catch (err) {
      console.error(err.message);
      process.exit(1);
      }
      };
      connectDB();

  4. FirestoreのデータをエクスポートしてMongoDBにインポート FirestoreデータをJSON形式でエクスポートし、mongoimport コマンドでMongoDBにインポートします。

    1. mongoimport --db your_db --collection your_collection --file your_data.json --jsonArray

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