朝日と検察のどっぷり癒着
(2020年7月7日)
今朝の朝日朝刊には驚かされた。
「買収2900万円超 起訴へ」(朝日新聞)。勿論河合夫妻の話。
しかしここまでは何も驚くところはない。驚いたのはその横にある小見出しだ。
「受領議員ら立件せず」
は?だ。少なくとも数十万、多いものは100万単位の収賄議員らを立件せず???
数万単位の一般市民を完全なえん罪で立件した過去(志布志事件)を持つ検察庁が議員らは立件しない?
そんな不公平な法適用を検察庁が本当にするのか。我が目を疑った。
そして、記事を読み進めて、今度は朝日を疑った。どうみても検察庁からリークされたその情報を淡々と伝えるだけ。検察の「大半は克行議員が一方的に現金を渡していたことや、一部は返金していたことなどを総合考慮」という言い訳を垂れ流しているだけなのだ。選挙がらみの贈収賄など、普通は贈賄が一方的に渡すものだろう。また、問題となった後返金すれば良いなら、泥棒だって返金する。言い訳にはならない。これはどうみても公判を簡単に進めるための収賄側への配慮。言うことを聞いて素直に認めていれば、起訴しないでやる、との不公平な脱法的司法取引を図っているに過ぎないのに、朝日は情報源には批判の一つも出来ないらしい。さすがに麻雀仲間だ。
検察庁には絶対に守ってもらいたいこと。未来永劫収賄側は100万単位以下では立件しないこと。
朝日には絶対に守ってもらいたいこと。今後絶対に権力と誰かの癒着を批判しないことだ。