段々わかってきた。
2兆円越えの巨大事業、持続化給付金は丸投げの連鎖。
持続化給付金は丸投げの連鎖(「怒涛の丸投げ」参照)。
国➡︎サービスデザイン協議会➡︎電通➡︎(?パソナの派遣)
この間に多額の利益が抜かれている。わかっているだけでサービスデザインから電通への丸投げにおいて、サービスデザインは20億円も抜いている。20億!。
そして、代表理事は私立大学の客員教授を務めるマーケティング研究者だが、法人の業務は「電通の人たちがやっている」と語っていきなり辞任(東京新聞)。
国民が本当に困っているから、国の将来を犠牲にしてまで赤字国債を増発して行っている今回の事業。
そこで平然と政権との距離が近いと噂される電通などに甘い汁を吸わせているモラルハザードは、保守層や自民支持層からも許し難いとの怒りの声が聞こえる。
今回の件は、今後きちんと追及を続けていくべき事柄であり、私も続けていく。
ちなみに、769億円もの委託経費が妥当なものであったかも相当怪しい。
極めて簡略ながら現在までに業者などにリサーチしたところ、サーバーの構築・保守については年間900万円ほど(クラウド前提)。ソフトの構築も大した内容ではないので、かかって1000万円。
また、頭の中の計算だが、パソナに丸投げしているであろうコールセンターの運営も一日5000件が目安であれば300人も雇えばいいので、人件費1日2万円で2万×300人=600万。事業終了までの8ヶ月の積算は、600万×30日×8ヶ月=14.4億円。
審査業務もトータル200万件として、初期には殺到するので最初の三ヶ月は月60万件さばくとして、1日あたりは2万件。1人あたり1日25件さばくとして800人。2万×800人×30日×8ヶ月=38.4億円。
100億円あれば余裕でお釣りが来そうだ。
第2次補正でも、家賃支援で2兆円、持続化給付金追加が1兆円、使い途freeのお手盛り予備費10兆円が組まれているので、放っておけば巨額丸投げが続くだろう。
こんな美味しい事業委託なら手を上げたいまともな業者は山の様にあると思うが、いっそのことコンペにでもして、1日でも早く給付ができ、安く、優れた「デザイン」の業者を募ったらどうだろうか。
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