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『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)書評・インタビュー掲載まとめ

2024年3月20日発行『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)。
装丁:名久井直子さん 装画・題字:細川貂々さん 校正:牟田都子さん 担当編集:角智春さん(&三島邦弘さん)

ありがたいことに、たくさんの方にご紹介いただきました。
新聞や雑誌、Webメディアでの書評を一部をまとめました。

●ダ・ヴィンチweb
「良い人生」を目指すことに疲れたら「悪くない人生」へ。3年にわたる葛藤から見えた答えと決心で変わったこと

2024.4.4配信 文・神保慶政さん(全文読めます)↓


●折々のことば:3049 鷲田清一(先生)

(2024年4月6日 朝刊)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15905796.html
(有料記事)
人生を「やり直す」ことはできないが、生活は「立て直す」ことはできる
(青山ゆみこ)
     ◇
 「五十の急カーブを曲がり損ねて転倒して」しまい、長く心身不調のドン底を這(は)い回ったフリーの編集者・ライターは、キックボクシングを始める一方、少しずつ手抜きをすること、手放すことも覚え、ゆっくり……

※「折々のことば」では、鷲田先生に2日連続で引用・紹介いただきました……感涙

●折々のことば:3050 鷲田清一(先生)

(2024年4月7日 朝刊)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15906670.html
(有料記事)
 言葉になる前にすでにあった思いのようなもの。それに触れてくれるのはぽつぽつと語られる、自分ではない誰かの言葉
(青山ゆみこ)
     ◇
 原因不明の心身の不調に押し潰されそうだったフリーの編集者・ライターは、雑談のようなお喋(しゃべ)りの機会にずいぶんと救われたと言う。自分では言葉にできない……

今週の本棚・話題の本 武田砂鉄さん | 毎日新聞

 (2024年4月7日 朝刊)


※「オール・レビューズ」に転載されました
(全文読めます)↓

〈自分の調子を点検するのって難しい。最近いい感じ、と思っていたとしても、「いい感じだと思い込もうとしているだけでは?」なんて疑問を発生させた途端、あちこちのひび割れが気になってくる。
『元気じゃないけど、悪くない』(青山ゆみこ著・ミシマ社・2090円)は、タイトル通り、すっかり元気満々に戻ったわけではないけれど、「元気じゃない」状態をゆっくり見つめられるようにはなりました、と伝える言葉が丁寧に綴られていく。〉一部抜粋

※同記事がYahoo!に転載されました
「自分の調子を点検するのって難しい―青山ゆみこ『元気じゃないけど、悪くない』武田砂鉄による書評
https://news.yahoo.co.jp/articles/2859cd8b0069c2a575b9bb879a451b19af799c50


●「歴史は必ず進歩する! 医師・松永正訓のブログ」より

小児科医でノンフィクション作家である松永正訓先生の運営する書評サイトでの紹介(2024年04月16日更新)

元気じゃないけど、悪くない(青山ゆみこ)
(冒頭引用)
何だ、このタイトル。
ちょっと覚えにくいですよね。
『元気じゃないけど、悪くない』のか、『悪くないけど、元気じゃない』なのか、ぼくのポンコツの頭には留まりにくいと思いました。
ですから、Amazonで買うときも、タイトルが思い出せず、ちょっとだけ苦労しました。
さて、読んでみると・・・。

前作の『ほんのちょっと当事者』もそうですが、文章がとてもいい。
青山さんは50歳の前後で心身ともに体調が悪くなります。
心に関しては、ま、不安神経症ということになります。
でも、鬱と躁が少し入っていて、こんな病状ですとはっきり言えない不調な心の状態です。
身体に関してはめまいがしんどく、病名がつくような、そうでもないような状態にいます。

つまりクリアではない。そういうクリアでない自分について青山さんは豊穣に語っていきます。
クリアであれば、語りやすい。そうでないから語るのが難しいはずなのに、めさめさに綴っていくのです。
ぐいぐい引き込まれて読んでいくと、筆者のしんどさが読者の脳にびんびん響きます。
※続きは下記リンク先より全文読めます(ぜひ!)↓


●『GQ』誌【GQ読書案内】

(2024年4月29日配信)
編集者で、書店の選書担当としても活動する贄川雪さんが、月に一度、GQ読者におすすめの本を紹介。今月は「心と身の休息を考える」がテーマ。
「メンタルヘルスを整えよう!──「心と身の休息」を考えるための2冊」(全文読めます)↓文・贄川雪さん

〈誰の生活にも起こりうる「わけのわからない不調」とつきあっていくために、青山さんが実践した体験談がぎっしりと詰まっている。世代や性別が違うから自分にはわからない悩みだと排除せず、気になったらぜひ手にとってみてほしい。
日々の暮らしの中では、好調やそこそこな時間よりも、「元気じゃないけど、悪くない」状態の方が、圧倒的に長いように思う。不調からの回復というよりも、過去とも未来とも地続きな自分になっていく、本当の自愛の過程が描かれた、心が穏やかになる一冊だった〉
一部抜粋

※同記事がYahoo!に転載 4/29(月) 9:10配信
「不調」とつきあっていくための体験談
青山ゆみこ『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7cc1451a590112a3f1c4db8c74b74614e40c840?page=2

●読売新聞(文化面)著者インタビュー

 (2024年5月9日 夕刊)
「50歳目前の不調 エッセーに」神戸のライター 青山ゆみこさん 「元気じゃないけど、悪くない」刊行 記者・中井道子さん
読売新聞オンライン(全文読めます)↓


●『女性セブン』2024年6月6日号

【新刊】コロナ禍に50歳の壁が重なった大変な記録、青山ゆみこ氏『元気じゃないけど、悪くない』など4冊  文・温水ゆかりさん

「NEWSポストセブン」2024.05.26配信(全文読めます)↓


●マガジンハウスのwebマガジン〈こここ〉

(2024.06.10配信)
3年間の不調のなかで見つけた手ごたえ。青山ゆみこさん著『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)
「50代に差し掛かった著者の心と身体の変化をめぐるエッセイ」
(全文読めます)↓文・遠藤ジョバンニさん 編集・岩中可南子さん(こここ編集部)


●本からはじまるよもやま話「BOOK STAND」

(2024年6月11日配信)
「50歳を目前に心と身体がぽきんと折れた...... 不調のどん底からのリハビリを綴ったノンフィクション」
ライター・鷺ノ宮やよいさん (全文読めます)↓

※同記事がAERA.に転載
https://dot.asahi.com/articles/-/224952?page=1

※同記事がYahoo!ニュースに転載
https://news.yahoo.co.jp/articles/77db88883d0d643dd94fe071141404cd4026f880


●『クロワッサン』誌(7月10日号)著者インタビュー  

取材・文=クロワッサン編集部 遠藤薫さん
写真(撮り下ろし)福森クニヒロさん
ロケ・大阪池田「ふるえる書庫

髪のお悩みにずきゅんとくる特集号です。めちゃめちゃ前のめりで読んでいます(絶賛発売中号です)


クロワッサン誌で掲載されたカット 撮影・福森クニヒロ
クロワッサン誌で使わなかったカット 撮影・福森クニヒロ