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「話を聞きます」受付

※次回の受付は2025年1月下旬を予定しています

こんにちは。
こんな奇妙なタイトルの投稿に辿りついてくれて、ありがとうございます。

せっかくなので、「読みます」講座の姉妹版みたいな感じで、「話を聞きます」をやろうと思いました。
対話のような、会話のような、インタビューのような、ちょっと真剣なおしゃべりのような。

なんてことをお知らせしたのは、こちらの投稿でした。

●「話を聞く」という「場」について

わたしにとって「話を聞く場」は、参加いただく方にとっては「話す場」です。
「話す」と「聞く」は一方通行の関わりではありません。「一緒につくる」ものだと考えています。

「文章を読みます」で実感したのは、「読む」と「書く」というシンプルな内容なのに、「その場」で起きることは、200人いたら200通りあることでした。

「話を聞く」ときも、きっとその場でしか生まれない「なにか」があることを、わたしは経験上、信じています。
普段は「場」が整えられすぎて、消えてしまっているようなもの。
それに意識して目を向ける時間にしたいと考えています。

●わたしにできること

あなたの話を、心から「聞きたい」と思って聞くことです。
あなたという人に、興味を持って、その場で生まれる声、その場では声にならない声を「一緒に見守る」ような感じで。
他の誰でもないあなたの話(声にならない声も含めて)を「聞く」、そのお手伝いをします。

●こんな方に、どうぞ

誰かに話を聞いてもらうことで、整理したいことがある方。
単純に「インタビューされたい」という方にも、面白い体験かもしれません。
あるいは、自分がなにがわからないのかわからない。誰かの正解を知りたいのではなく、なにがわからないのか、自分で探したい。そんな方は、話を聞くことでお手伝いをします(繰り返して恐縮ですが、あくまでお手伝いです)。

話したことは、その場だけで共有して(わたしも他で話すことはありません)、お互いに安心で安全な場になればと考えています。

●2つのトークセッション形式

いずれかの方法を選択いただきます。
1)インタビュー形式(一般的な対話の手法)
通常のインタビューのように、大きなテーマについてお話いただくなかで、わたしが質問を挟んでいきます。
散らかってしまったクローゼットの整理のように、断片として浮かんでいる思考を眺めて、その断片はなんだろうか、それが収まるにはどんな抽斗が必要なのだろう。そんなふうに一緒に考えて、整理するお手伝いをすることができると思います。
こんがらがった話が、すっきり小分けされるようなイメージです。
※その場で「話を聞いてもらった」実感を得たい方向け。

2)オープンダイアローグ的な形式(少し変わった対話の手法)
ぽんぽんっと短い言葉のやり取りをせず、「聞く」と「話す」を明確に分けます。このことで、日常の会話とはかなり異なる、「話し切る」という不思議な感覚を体験いただけると思います。
わたしからは、「お話を聞いた感想」をその場で簡単にお伝えします。「あなたの話をきいて、こんなことを感じました。思い出しました」という内容のものです。それを受けて、またお話していただきます。
この形式だと、話がどんどん逸れていきます。思ってもみないところに辿りつきます。話が厚く深くなるイメージです。
不思議なんですが、時間が経ってから、「あのときに言いたかったことはこれかもしれない」と、ご自身で見つけてもらえる感じで、じわじわ効いてくることが多いようです。
※その場で「話を聞いてもらった」実感を得たい方には不向きです
オープンダイアローグの対話実践ガイドラインを踏まえて行いますが、オープンダイアローグそのものではありません。
オープンダイアローグについてはこちらを参照ください。


さて、このような変わった話に乗ってみよう。
そんなあなたにご参加いただけたら幸いです。

※カウンセリング、相談援助、占いのような、問題の解決策などをわたしが提示することはありません(「できません」が正直なところです)。
「青山さんはどう感じますか」といった質問が出た場合は、できるだけ「感じたこと」をお伝えしますが、それが「正解」ではないこともご留意ください。
※心の治療中の方は、事前にお知らせください。担当医にご相談いただいてから進める場合もあります(慎重にいけたら安心です)。

●参加申込み方法&「話を聞く」流れ

1:メールで参加をお申し込みください
件名に「話を聞きます参加申込み」と記入し、aoyamakoh11*gmail.comの*を@に変えて、以下の項目を添えてメールをお送りください。
(1)「オンライン参加」「対面希望」のいずれか
 ※月・土はオンラインのみ受付です。火・水・木・金は対面も可能です。
(2)お名前
(3)ご住所&携帯番号(緊急のご連絡先)
(4)メールアドレス
(5)参加の理由
参加の理由は書いていただけたら最初のお互いにひっかかりになるように想像しています。申込み時点では「なんとなく」という場合はお話するなかで理由がわかるように思いますので、「なんとなく」で大丈夫です。
(6)候補日程から、第一希望と第二希望の日時を教えてください。
例えば 第一希望:○日午前 第二希望:△日午後 みたいなざっくりしたものでも結構ですし、具体的に時間を指定いただいても結構です。

2:申込みメールを受け取ってから3〜4日以内くらいで、青山より受付確認と、日程打診のメールをお出しします。

3:日程が決定したあと、参加費用の振込先をお伝えします。振込確認後、当日のZoom招待リンクをお送りいたします。

4:「オンライン」か「対面」で、あなたの「話」を聞きます。
「対面」は神戸の、静かにお話できる場所をお伝えします。密室ではありません。
※月曜と土曜はオンラインのみ。火〜金は対面・オンラインどちらも可能です。

以上が基本の流れとなります。相談しつつ進められたら嬉しいです。

【参加費について】
オンライン(90分)15,000円(税込み16,500円)
●対面(90分)20,000円(税込み22,000円)
恐れ入りますが振込手数料はご負担願います。
※安全面に配慮して、お話は録音させていただきます。
※途中で5分ほど休憩を挟んでお話しましょう(お茶を飲んだり)。

【ご注意ください】
お話を聞くことで、わたしが犯罪に関わるなど、法的に問題があると判断した内容の場合は、お伝えして、話を中断します。参加費の返金はいたしかねます。

【オンライン事前準備について】
●ZOOMをダウンロードしてください。
ZOOMを初めて利用される方は、下記URLから事前にダウンロードをお願いいたします。
https://zoom.us/download


青山ゆみこ(あおやまゆみこ) フリーランスの編集・ライター。神戸生まれ。神戸松蔭女子学院大学非常勤講師。対話型文章講座を主宰。著書に『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)、エッセイ『ほんのちょっと当事者』(ミシマ社)、『元気じゃないけど、悪くない』(2024年3月20日刊)。共著に『あんぱんジャムパンクリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、震災後の神戸の聞き書き集『BE KOBE』(ポプラ社)など