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夫が連載している『「お洒落」考』のこと。
亜紀書房のweb「あき地」で連載している夫・江弘毅の連載。
ファッションにそこまで興味のない、年がら年中着たきり雀のわたしは、毎回ほんま面倒くさい話を書いてるなあと思っている(おいおい!)。
数日前に更新された第17回の【「差し色」とか言うから、考えるからダサい】。
タイトルからして面倒くさそうな話やな…と思いながら読んだら、想像してたよりもっとめんどくさかったけど、それ以上に腑に落ちた。
なるほどなあ。
なんかわかる気がする。
面白かった。
しかしなんやな。
江さんは「面倒臭いことを面倒臭く語る」のがうまいな。
うわあ、めんどくせー、と思うのに読んでしまう。
それで気がついたけど、わたしは「面倒臭さ」から逃げすぎてるのかもしれない。
それって、「読む」ことにおいて致命的にもったいないクセがついているのかも。
そしてそういう「読み手」が増えているのかも。
というわたしの呟きの面倒臭さよ。
猫には「面倒臭い」という概念がない。
かしこい。