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【ストレングスコーチ ②受講編】 資質と上手に付き合おう

2024年5月にGallup認定ストレングスコーチになりました。

コース申込み前、コース受講中、コーチ認定後、時系列で3回に分けて、当時の頭の中・心の中を文字にしていきます。

今回はその2回目。

  • 記事のテーマ: もっと気軽にコーチングを

  • 読んでほしい人: 自分や相手の強みがわからない

  • 読んでわかること: ストレングスコーチコースの内容と価値


1.そもそもコーチングとは

“鬼コーチ” という言葉をたまに耳にしますよね。
令和の時代には絶滅してるかもしれません。
昭和の時代には普通に存在していました。

特に、鬼コーチ=スポーツの指導者 というイメージが強い。
コーチングの定義からすると “鬼コーチ” という言葉には違和感があります。

コーチは、クライアントに答えや解決策を提供しません。
クライアントの中にある答えや可能性を引き出します。
鬼の登場する余地はない。

コーチングは、スポーツ以外にも、多岐にわたる分野で活用されています。
ビジネスコーチ、ライフコーチ、キャリアコーチ、フィットネスコーチ、
ダイエットコーチ、ファイナンシャルコーチなど。
最近はコーチングも比較的一般的になりつつあるようです。

ただ、実際にコーチングを受けようと思っても、
なんとなくハードルが高いというか、抵抗を感じますよね。
どんな時にコーチングを受ければ良いのか。
どんな流れで、どんな効果があるのか。
自分の嫌なところと向き合いたくない。
私もそうでした。

クライアントを支援する方法はコーチング以外にもいくつかあります。
シンプルにまとめると下の表になります。
明確に線引きできない部分もあります。
実際に受けてみてわかったことは、
コーチングの真髄は「答えは自分の中にある」です。

クライアント支援方法

2.ストレングスコーチングとは

ストレングスコーチ
字面だけ見るとやはり鬼コーチを連想してしまいます。
身体的な強さを求めて過酷なトレーニングをさせられるんじゃないか。
実際には身体的な強さではなく、むしろクライアントの内面にある才能や強みにフォーカスして、成長や目標達成をサポートするコーチングです。

コーチングの流れは以下の通りです。
最初のステップである “Name it” では、クライアントの資質や才能の理解を効果的に行うためにクリフトンストレングスの結果を使います。

1.Name it(理解): 資質や才能を理解する
2.Claim it(獲得): 持ち味や強みに気づく
3.Aim it(発揮): 持ち味や強みを活かして成果へつなげる

クリフトンストレングスは、旧ストレングスファインダーのことです。
特徴をまとめるとこんな感じ。

  • Gallup社(米国のコンサル会社)が開発した才能診断ツール

  • 個人の 才能を理解 し 潜在能力 を最大限発揮する方法

  • ハイパフォーマー200万人にインタビューした結果を分析したもの

  • 才能を 34資質 4分類 に整理して 順位づけ

  • 自信 ポジティブ 新たな気づき につながる

ストレングスコーチコースでも自身のクリフトレンストレングスの結果を使うので事前受診が必要です。

3.ストレングスコーチコースの内容

私が受講したコースの概要は以下のとおりです。

料金: 約1,155,000円(税込)事前説明会参加で5%割引
日時: 2024年GWの4.5日間 8:30~17:00(最終日は8:30~12:00)
形式: オンライン(Zoom)
人数: 講師1名、 受講者19名/グループ、 他2グループ
属性: 企業・公的機関・飲食店などのエリアマネージャーが多い
教材: 盛りだくさん(写真以外にもデジタル教材がある)
方法: 講義 → グループワーク → 共有 → 演習 → フィードバック

下表①~⑥の順に ストレングスコーチングの基本ステップを体得します。
まずは自分自身についての理解を深めます。
次にメンバーとの対話や演習を行う。
これを繰り返しながらコーチングスキルをトレーニングしていきます。

ストレングスコーチングの基本ステップ
教材の写真
教材リスト

4.コースを受講して得られるもの

■ コーチ認定

コース修了後に、オンラインテスト合格と、6人とのコーチングセッションを実施することで、コーチ認定登録の申請ができます。

オンラインテストは全100問で時間制限はなく、合格点は85点です。
テキストや教材を見ながら回答してもOKですが、悩ましい問題もある。
私は慎重派なので、テストというより、問題を通じて復習するというスタンスで臨みました。かなり時間をかけてじっくりと問題に向き合ったのですが、それでも93点でした。
1度目で不合格になったとしても再受験できます。

6人とのコーチングセッションを実施したかどうかは自己申告制で、証明などは特に必要ありません。
以前はクライアントの情報や署名が必要だったそうですが、最近は登録要件が緩和されたようです。

晴れてコーチ認定された後は、Gallup認定ストレングスコーチのディレクトリ に自分のプロフィールを公開することができます。

■ 自分の新たな一面

自身のクリフトレンストレングスの結果を見ながらコースを受講するので、必然的に自分の資質や才能についての理解が深まります。

また、グループワークでは、コーチ役として練習することもあれば、クライアント役としてコーチングを受けることもあります。
自分がクライアント役になり、コーチ役からの問いかけに答えることで、これまで気づかなかった一面や強みを発見できました。

さらに、セルフコーチングができるようになります。
コーチングの流れや、効果的な問いかけを体得できるので、自分自身の課題解決や目標達成までのストーリーを整理できるようになります。
上位資質はもっと活かし、下位資質は気にしない、というポジティブな思考になれます。

ちなみに、私は社交性が32位、コミュケーションが34位なのですが、人前が苦手なのは資質のせいだと諦めがつきました。

■ 信頼できる仲間

研修・セミナー・スクールなどに参加すると、共通の目的を持った人が集まるので仲間をつくりやすいです。
ストレングスコーチコースの場合はそれが顕著です。
1日7.5時間を4.5日間連続して同じメンバーと顔を合わせ、お互いの対話に多くの時間を費やすからです。

また、各自のクリフトンストレングスの結果を共有するので、資質という共通言語を使ってすぐにお互いの理解が深まります。

さらに、多くの参加者が115万円という高額な自己投資をして参加しているので、コース修了後も、研鑽のための情報共有や、仕事などで連携を、という流れに自然となります。

実際に、同期メンバーとは2か月に1回程度の頻度でオフ会をしています。
さすがに毎回全員参加とはいきませんが、リアルでのオフ会もあります。
様々な立場・地域・職業の人たちが集まるので、知らない世界を知れる良い機会でもあり、毎回良い刺激をもらっています。

5.まとめ

職場のメンバーや身近な人が、もっとイキイキと過ごせるように
これは、同期メンバーの多くに共通した想いです。
きっと、Gallup認定ストレングスコーチの多くにも共通しているはず。
誰かのために115万円を自己投資も惜しまない、利他的で他者貢献の想いが強い人たちです。

心配・迷い・不安があって、なかなか一歩を踏み出せないとき、是非気軽にストレングスコーチを頼ってほしいです。
あなたの才能や持ち味をベースに、あなたらしい方法でゴールへと導いてくれるはずです。

  • コーチングの神髄は「答えは自分の中にある」

  • ストレングスコーチングは、才能や強みをベースに、自己成長や目標達成をサポートする

  • ストレングスコーチコースでは価値あるものが得られる

  • もっと気軽にストレングスコーチングを受けてほしい

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は【ストレングスコーチ ③認定編】を予定しています。

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