あおヤギさんからの手紙#23 議運筆頭理事から見た国会の課題とは!? 第208回国会をふりかえる。
こんにちは。衆議院議員の青柳陽一郎です。
みなさま、寒暖差が激しい気候ですが、ご機嫌いかがですか?
今週もあおヤギさんからのお手紙、お届けします!
国会閉会 参院選へ! 地元へ走る
昨日6月15日、150日におよぶ第208国会が幕を閉じました。
そして、今夏3年ぶりに行われる参議院選挙の日程が6月22日公示、7月10日投票で閣議決定されました。いよいよ来週から選挙戦本番が始まります。
私を含め国会議員は地元に走り、国会での活動を後援会や地元の皆さんに報告し、国政の課題や政策、参議院選挙の争点を訴えます。
こうした活動や運動は、いわば国民とのコミュニケーションで、それが政治の原点だと思います。
国会議員は国民からの信託を受け、国政の課題を審議するのが使命。
国民とのコミュニケーションなくして、議会活動なし、信無くば立たずです。私は常にこの想いを胸に活動しています。
第208回通常国会 150日間をふりかえる
この国会で私あおヤギさんは、議院運営委員会筆頭理事(通称:ギウン)としての仕事がメインとなりました。
このギウンのお仕事については、私のnote#1で説明させていただきましたが
一言でいえば、国会の会期や議事日程、本会議の開催、委員会の設置、提出法案の取り扱いなどを定める役割があり、重要かつ重厚な位置づけの委員会です。
また、政府のコロナ対策のうち、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を発令する場合、ギウンで内容を聴取します。さらに、閣僚が国会中に海外出張する際も議運で報告を受けることになっているのです。
そのため、国会会期中は常に国会の部屋に張り付いていなければならないほど業務に追われ多忙を極めます。
一方で、国会のあらゆる仕組みがわかる仕事で、国会のイロハ(慣例や前例、物事の進め方)がよくわかるようになります。だからこそ課題もわかる、その課題の解決が簡単でないこともよくわかるのです。
ちなみに、我が党の泉代表も、自民党の菅前総理もギウン経験者です。(国会の出世コース!!??)
多くの実績を残したギウン
第208国会のギウンでは、これまでになく、前例のないものも含め、多くの実績を残すことができました。
(1) ゼレンスキー ウクライナ大統領 オンライン国会演説を実現
(2) 官報のペーパーレス化の実現・オンライン国会への方向性を示す
(3) ジェンダー平等に関する意識調査を実施
note#22でも書きました!
そして、国会終盤では、私たちの党の考え方、政権との違い、党の決意を国民に示す役割と使命を果たす目的で、細田議長不信任決議案、岸田内閣不信任案、吉川議員辞職勧告決議案を提出しました。
物価高 円安 中小企業価格転嫁・下請け対策を問う。
決算行政監視委員会で鈴木財務大臣・萩生田経産大臣と質疑
また、4月18日には衆議院決算行政監視委員会で質問に立ち、鈴木財務大臣、萩生田経産大臣に対して物価高対策、円安問題(政府日銀アコード)、中小企業対策について議論を行いました。質疑内容は是非こちら↓動画でご覧いただけます。
政府と日銀のアコード見直しを国会で最初に迫った質疑だったのではないかと思います。
議員立法提出
また、立法活動として今国会で法案策定に主体的にかかわり提出した議員立法については次の通りです。
(1)インターネット投票法案
(2)被選挙年齢引き下げ法案・立候補休暇法案
(3)コロナかかりつけ医法案
そして最後に、予備費の問題についてnote#21を再掲します。
国の予算、補正予算で予備費を積み増し、使途を拡大し、さらに埋め戻す、これは財政民主主義の根幹を揺るがす大きな問題です。
参議院選挙でもこの予備費問題については国民のみなさんに訴え続けてまいります。
それではまた。
以上、青柳陽一郎でした!