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元Jクラブのフィジカルコーチがジュニア指導を始めた話⑥「コーディネーションを考える」

前回までのあらすじ

大量失点の続くチーム(息子所属)を勝たせる為、2022年4月にコーチ就任。
いきなり週末の市内大会で15分ハーフ0-17の大敗。

チームは一歩一歩前進して、少しずつサッカーらしくなってきた。
秋の大会では過去に2試合合計26失点のチームに0-2と大健闘。

大会後には1月の駅伝大会に向けて体力強化に着手。
そして駅伝大会では市内最強軍団はそこでも大会新記録で優勝。

まずは体力で並べばと考えていたプランは脆くも崩れ去ったのだった。

第一話(無料) https://note.com/aoyagiphysical/n/naf3e8397bd5e

第二話     https://note.com/aoyagiphysical/n/n4209c86732af

第三話     https://note.com/aoyagiphysical/n/ncb89d3981c90

第四話     https://note.com/aoyagiphysical/n/n7a065bdbdbc5

第五話     https://note.com/aoyagiphysical/n/ndb9cd6f3de0a


進化を目指して

1月の大会まで続いた持久力強化期間を終えた4年生軍団。
大きな武器とまではいかないが、及第点の水準まで全体が向上。

これは大きい。
動きを理解しても、技術を練習しても、持久力の低さが足を引っ張っていた部分が多々あったからだ。

学年別のサッカーの体力の評価表を見た中でも悪くない。
ここからは基本的にボールを使った練習の中で持久力を養っていく。

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