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モディリアーニ展鑑賞おすすめポイント
今年開館したばかりの大阪中之島美術館。
現在、開館記念特別展「モディリアーニ ー愛と創作に捧げた35年-」を開催しています。
今回はじめてアートナビゲーターの解説付き観賞会に参加したので、その良さと展覧会のおすすめポイントとをお伝えしますね。
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[おすすめポイント1]モディリアーニの芸術家人生を辿れる貴重な機会
関西の注目の展覧会はたいがい足を運ぶ私ですが、こんなにたくさんのモディリアーニ作品を観たのは初めてでした。
モディリアーニといえば細長い顔にアーモンド型の目が特徴的。
その絵を知っているけれど、もしかしたら生で観たのは初めてかも?
それもそのはず、2008年の回顧展以来、日本でまとめて紹介されるのは初めてとのこと。
モディリアーニの遺した作品数はそれほど多くないようで、なかなか実物を観られる機会は少ないみたいです。
だからこそ、本展覧会は足を運ぶだけでも価値あり。
特徴的な絵が完成するまでの源流から
芸術が華やいだパリの時代
これぞモディリアーニ!の大作を年代を追って観賞できる貴重な機会です。
[おすすめポイント2]日本とベルギーにある同一人物画が奇跡の再会(写真も撮れちゃう)
中之島美術館が所蔵しているモディリアーニ作品があります。
30年前、十数億!をかけて購入された『髪をほどいた横たわる裸婦』は、現在なら10倍の価格はつくんじゃないかと言われているそう。
すんごいお宝ここにあり!です。
しかも写真OKだというから太っ腹。
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この裸婦像と同じモデルの絵がベルギーの美術館で所蔵されており、この展覧会で奇跡の再会が叶いました。
今後一緒に並ぶことはあるでしょうか。
あったとしても、私が生きているうちには無いかもしれません。
裸婦の絵は、モディリアーニの画力をうんと感じられる力強い作品です。
残念のながら写真でその迫力は伝わりません。
実物を観よ!
[おすすめポイント3]同時代に活躍した藤田嗣治との交流が垣間見える
モディリアーニも藤田嗣治も遠い昔の遠い存在の人ですが、藤田(日本人)と交流があったと知るだけで、親近感が湧きますね。
モディリアーニがささっと描いた藤田の似顔絵は、特徴をよく捉えていました。
互いに影響を与え合ったのでしょう。
藤田の絵がモディリアーニチックになった作品も展示されています。
これが藤田の絵だけの展覧会だったら、モディリアーニの影響を受けたなんて知る由もなかったはずです。
アートナビゲーターにナビゲートしてもらう利点
今回ナビゲートしてくだささったのは、カラーの先生でもある琴美ゆりさん。
ゆりさんとはカラースクールで出会い、SNSでその活動を拝見していました。
カラー×アートナビゲートの独自路線を開拓され、唯一無二の存在です。
私はアートが好きなだけで、知識はほとんどありません。
基本、展覧会はひとりでじっくり観賞したいのですが、アート好きの人と展覧会の興奮を共有したいなという想いもありました。
なので、いつかゆりさんの鑑賞会に参加したいと狙っていたんです。
金額だけみれば、観覧料+ナビゲート代。
展覧会の鑑賞にそこそこお金をかける感じになりますが、金額を大いに上回る価値ありすぎ!(語彙力なくてすんません)
音声ガイドにも図録にもない生きた言葉での解説は、作品理解がぐぐぐっと深まりました。
作品全体の流れ、時代背景、画家の感情なんかも推測しながら鑑賞していくと、1人で観ているのとは全く違う観え方になります。
私は解説文もしっかり読む方で、時々絵を観ているのか文を見ているのかどっちやねん!状態になることがあって。
結局絵が記憶に残らない…。
ナビゲートしていただくと、解説文を読まずしてやわらかい言葉で脳裏に入ってくるので、絵画ひとつひとつが色濃く印象に残りました。
こんな感覚初めて!これは嬉しい!
ゆりさんにぶっちゃけ聞いてみたんですよ。
音声ガイドと何が違うの?と。
音声ガイドは当たり障りない事実を解説するもの。
観賞会では、音声ガイドでは喋れないピンクな話やブラックな話が聞けちゃうのです。
それが一番記憶に残るんですよね。
ピンクやブラックの話がほんと面白かったのですが、記事にはできないのでこれこそ鑑賞会の醍醐味。
アート好きな関西圏にお住まいの方、今後よければ一緒に鑑賞会に参加しませんか?
[展覧会情報]
場所:大阪中之島美術館
会期:~2022年7月18日
◆ 今後の講座のお知らせ ◆
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