職業イメージと色彩の効果
特定の職業には一般的にイメージが定着したユニフォームがあります。
医者なら白衣
警察官の紺色の制服
弁護士ならスーツのように。
医者も最近は白衣ではなく色ものを着ることが増えていますが、でもやっぱり医者といえば…白衣をイメージしますよね。
国家資格が必要な職業だけではなく、職業によっては「こんな制服を着るものだ」というイメージがついているものもあります。
違和感を感じた銀行
イメージがついている職業のひとつが銀行員。
イメージがあったんだ!と今日気づいたんです。
銀行の受付の女性が、ジャケットも何も羽織らずカットソー1枚でした。
ピンクのふわっとしたデザインで、綺麗めオフィスファッションという感じ。
一瞬あれ?と思ったんですね。
銀行員ぽくないなと。
銀行員はこうあるべきという概念も古い?
その方のファッションは、決してお客様に失礼なファッションではないのですが、すごく不思議な感覚だったんです。
銀行員といえば、制服かスーツ。
色は紺系のダークカラーのイメージ。
なんだか市役所の職員さんのような気がしました。
(奥にジャケットとかスーツの人がいる風景がとくに)
銀行員だから紺
という決まりはありませんし、そんな固定したイメージも今の時代もう古いと言われるかもしれません。
私もここで、銀行員は制服かスーツであるべきだと言いたいのではないですが。
職業と色のイメージって大切だなと感じたのです。
その職業で何が求められるか
ピンクは優しいイメージがあって、融資とか高額なお金が関わる話をするイメージがなくて。
金融・財産の話をするなら、やはりかちっとした色を着た人の方が信頼感を持てます。
この場合、かちっとした色はダークカラー。
金額が大きい不動産なんかもダークカラーの人の方が安心感がもてます。
(不動産の場合、ベージュとか明るめの茶系ならOk)
色はメッセージの伝達や感情を伝える効果があり、人にイメージを湧かせるのにも非常に有効です。
「この人には融資の相談ができる」
「この人なら財産を任せられる」
銀行員は「お金」を任せてもよい人というイメージが大切。
そう考えると、おのずと求められるファッションも決まってくるのではないでしょうか。
(銀行は固いイメージを払拭するという明確なコンセプトがあれば、話は別ですが)
自分の職業に置き換えると
銀行員を例にあげましたが、では私の仕事はどんなイメージを出したらいいのだろうかと考えるきっかけになりました。
この記事をお読みになっているあなたの職業ではどうでしょう?
個人で仕事をしている人なら、カラーブランディングに関わってくるところです。
自分の職業にはどんなイメージが定着しているか
そのイメージ通りでいいのか、差別化して変えていくのか
色のイメージから考えていくのもおもしろいですよ。
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