お客様のニーズに合った提案をするために
先日、パーソナルカラー診断を受けてくださったお客様が、こんなことをおっしゃっていました。
「以前に診断を受けたことがあるんだけど、おすすめしてもらったスタイルが全然嬉しくなくて…」
こういったお声はよくネット上でもよくあがってきます。
その度に、お客様の心(気持ち)を無視した提案をやっちゃいけないなと胸が痛む…。
きっと診断者はお客様を想って最善のご提案をしているはず。
お客様の本当のニーズをつかんでご提案するのは、カウンセリング力がないとできません。
そこが難しいところ。
診断技術やコーディネート技術とはまた別モノの能力です。
お客様はすべてを口に出して説明しません。
説明できない感情を持っていらっしゃることも多いです。
その部分をどこまでくみ取れるか。
お客様のどんな背景や感情があるのか、診断する時は私も毎回うまく聞き取れるだろうかとドキドキします。
でも幸いなことに、扱っているのは「色」
好きな色や嫌いな色をお聞きするだけでも、どんな方向に気持ちのベクトルが向いているか推測できます。
どんな価値観があって、どんなことを良しとしていて、何を言われると嬉しいのか。
わざわざ口に出さなくても、色が語ってくれます。
これが色彩心理。
お客様から出てくる言葉や雰囲気、見た目からひとつひとつを色に置き換え分析して、提案にいかします。
色彩心理を考慮したご提案ができると、お客様の気持ちから大幅にずれた提案にはなりません。
色彩心理分析はカウンセリング力を補うのに役立つんですよね。
色を扱う仕事をしているなら、色彩心理は絶対に学んだ方がいいと思う理由がここにあります。
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