その洋服の色でどう見られているか考えたことはありますか?
「色彩心理ってご存知ですか?」
今日、はじめてお会いした方にお聞きしたことです。
色の仕事をしていると言うと、たいてい「パーソナルカラー診断」をイメージされます。
パーソナルカラー診断、もちろんやっています。
でも、私が色を通して1番伝えたいのは、
色が人の心や身体に影響を与えていること。
色彩心理なんですよね。
仕事をしていく上で人と人のコミュニケーションは欠かせません。
コミュニケーションといえば、伝え方とか聴き方とか雑談力とかに焦点が当たりますが。
小難しいことを考えなくても、「色」でコミュニケーションを円滑にできるんですよ。
たとえば、誰とでもフランクに話したいなら黄色。
以前ある集まりで黄色のワンピースを着ていったら、女性も男性もよく話しかけてくれました。
自分も口がよく回るというか、いつも以上におしゃべりになった日でした。
黄色は、ユーモアや朗らかさを伝える色。
楽しい場作りに適しています。
この例は、いいように色彩心理が使えている話。
逆のパターンもあるんですよね。
ある人は性格は超フレンドリーで、しゃべるのが大好き。
なのに、洋服は黒ばっかり。
それだと周囲の人は話しかけづらいのです。
黒は、孤独、威圧の意味をもつ色。
黄色のフランクさとは真逆ですね。
黒を見た人は、無意識に瞬時に「強そう、怖そう」って感じるのです。
自分ではフランクな人間だと思っているのに、「怖い人」の先入観をもたれてはもったいない。
数秒で決まる第一印象で、損をしてほしくないのです。
とくにビジネスにおいては。
プライベートならとことん好きな色を優先すればいいと思います。
ビジネスではTPOに合わせて戦略的に色を使ってほしい。
お会いした人へのおもてなしの心であり、こっそり自分ペースにもっていくテクニックでもあり。
パーソナルカラーと合わせて、洋服の色の意味も考えて魅せていきましょう^^
※黒のネガティブ面を例にしましたが、黒が悪いのではありません。黒には黒の魅力があるんですよ。