選挙戦のカラーコンサルティング
先月、ご縁あって島根県の津和野町議員選挙に出馬された方のカラーコンサルティングをさせていただきました。
カラーコンサルティングって似合う色をアドバイスすること?
と思われるかもしれませんね。
選挙でもビジネスでもそうなのですが、「どう魅せるか?どう発信するか?」を色を通して考えていくのがカラーコンサルティングなんです。
この説明も分かりにくいですね(^^;)
ここでコンサルティングの流れをご紹介しますね。
①色彩心理分析
ホームページカラー設計でもパーソナルカラー診断でも、必ずはじめに行うのが、色彩心理分析です。
色彩心理をもとにした性格診断(カラータイプ®診断といいます)で、お客様の価値観を分析させていただきます。
どんなことを大切に想っていて、どんな行動をとって、どんな未来を目指しているのか
色で分析することで、言葉にならない思考パターンなんかもわかっちゃうのです。
この診断をすると、お客様と価値観の共有がしやすくなりますし、合わせて「色の意味(色彩心理)」をご理解いただきやすくなります。
赤にはこんな意味があるのねとか、青はこんなメッセージを発するのねということが。
②公約をキーワードに落とし込む
お客様のパーソナリティと歩んできた歴史等々を①色彩心理分析で十分把握した上で、公約について踏み込んでいきます。
ホームページカラー設計のようなビジネスコンサルティングでは、理念やミッションをお伺いする段階です。
公約は読めば分かるわけなんですが、わざわざキーワードに落とし込むには意味があります。
たくさんのメッセージが詰まっている公約を、今一度ご本人様の口で語っていただくことで、核となるメッセージが浮き彫りになってくるのです。
一番伝えたいことは何なのか?
3つ4つのキーワードに集約できて、ようやくそのキーワードにふさわしい「色」が見えてきます。
今回の選挙戦の場合ですと、「福祉」がひとつのキーワードでした。
そして、津和野町としてはかなり若い女性の立候補者です。
「福祉=人にやさしい」「女性」
というキーワードだけ見れば、「ピンク」が良さそうに感じませんか?
カラーコンサルティングはそう単純なものではありません。
色彩心理分析を行って、重要なキーワードを絞っていくと、「ピンクではない」ことがはっきりするのです。
ご本人様も「ピンクじゃないな」とご納得でした。
③イメージカラーの決定
②で核となるキーワードが分かると、それが一番訴えたいメッセージということが分かります。
このメッセージを「色」に変えて、イメージカラーとします。
(ホームページカラー設計なら、ホームページのメインカラーが決まる段階です)
メッセージとイメージカラーが一致すれば、ベラベラと公約を話さなくても、色がメッセージを伝えてくれます。
訴えている内容と色が一致していると、受け手にスッとメッセージが入ってくるのです。
意外かもしれませんが。
色の心理効果は侮れませんよ。
今回は、「緑・オレンジ・茶色」がキーワードとして残り、アフリカ在住経験のある彼女に合わせて、アフリカンカラーの色みに決定しました。
出来上がったポスターがこちら。
④公約と見せ方(外見)の色を考える
選挙となると、やはり見た目もとても大切です。
見た目の色は「パーソナルカラー」を使います。
パーソナルカラー診断で似合う色が分かれば、テーマカラーをどう取り入れるかがポイント。
選挙では、ただ似合う色を身に着ければ良いってものではありません。
外見の色からもメッセージを発信していきますから。
公約(テーマカラー)を取り入れつつも、好印象になる色使いをお伝えしていきます。
見た目で有権者の心をつかむ
選挙では大事なことですよね。
得票数2位で当選!
カラーコンサルティングさせていただいた大江梨(れい)さんは、見事得票数2位(13人中)で当選を果たされました。
コンサルティングの時に何度も言語化していただいたことで、はっきりと軸が定まり、自分らしさが発揮できた選挙戦だったようです。
▽ご感想はこちら
今回、選挙戦の初期の段階から関わらせていただき、改めて「色で魅せ、色で発信すること」を、選挙で闘う方にはぜひ意識していただきたいと強く想いました。
全国の市区町村の選挙に、カラーコンサルティングで携わっていきたいです。
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