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ふと、30代半ばなんだなぁ・・と感じること

近頃、新しい服をネットで探しています。
これまで買っていた衣類のブランドを眺めていながらも
なんで丈が短いんだろう
なんでこんなところに刺繍が入ってるんだろう
なんで透けてる素材なんだろう
「あれ?私の好みじゃない?」と思うことが増えてきました。

これがブランドのターゲットから外れてしまったということか…と自分の年齢が30代半ばに差し掛かったものを痛感しました。

最近読んだ菊池亜希子さんの著書でも同じようなことが書かれていました。

今自分が立っている場所が、いつの間にやらメインステージではなくなってしまったような感覚。こちら側にピントが合っていないというか、そもそも土俵に立てていない感覚というべきか。

菊池亜希子 へそまがりな私の、ぐるぐるめぐる日常。より抜粋

この文章を読んで「まさにこれだ」と。菊池亜希子さんの語彙力に感謝。
いつの間にかメディアが扱う”若者”が、これまでは我ら世代だったのに、別の者を指すようになってしまった感じがします。

これは何だか少し寂しい気持ちもしますが、
一方でこれまで新たな組織に入った時の「若手」として見られなくなったことは、肩の荷が降りてホッとする思いもあります。
(若手だから、上の人を立てなきゃ!気を使わないと!という感覚)

そして、NHKの「新プロジェクトX」や「ドキュメント72時間」を観て
登場してくる方々の人生に思いを馳せ、心を揺さぶられるようになりました。
(プロジェクトXは学生の頃は「難しそうな番組・・」なんて思って全く観たことが無かったんですけれどもね)
毎日忙しなく過ごしてきたけれども、私も何だかんだ人生経験積んできたんだなぁと感慨深くなってきています。
そのせいか、共感性が高まって涙もろくなってきてもしています。
箱根駅伝なんかは、1月2日のオープニングでテーマソングを聴いただけでも昨年の様子を思い出して涙目です。

今年は家族が増えて、我が人生新章のスタートの年になりました。
きっとまだまだ人生折り返し地点には達していないと思いますが、酸いも甘いもを繰り返して経験を積んでいきたいです。

 



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